| ライジング!-2- |
そういうわけで、第2回です。 前回と同様に『ライジング!』について書かせていただこう。
まず、文庫版全7巻を通して私が思っていたことは、「高師先生、マジロリ?」だ。 あー、これだけ書いても単なるロリマンガの書評になっちまうか? なっちまうわな。 っつーことで、簡単にあらすじ説明するわけですな。
主人公女子は「仁科祐紀(にしなゆき)」連載当初は15歳。 若いだろ。 でも連載をリアルタイムで読んでいるとき私はどうやら10歳程度だったようだから、祐紀のほうが年上だったんだよ。馬鹿たれっつーくらい悲しいね。 うんで、男主人公ともいうか高師謙司(たかしけんじ)はその時23歳。 高校新入生と新米教師ってくらいの年齢差だわね。 萌えといえば萌え設定。 犯罪と言えば犯罪。
連載開始当初の舞台は、祐紀のプロローグであり根本ともなる「宮苑音楽学校」という劇団員養成学校を主に展開していく。 この学校は、宝塚をモデルにしている女性ばっかの宮苑歌劇団予備軍学校である。 (「ヅカ」って見たことないけど、相当ハマるらしいってねー。私は見ないほうがいいね。まず100%ハマるからさ。) そして、その宮苑の演出家として高師先生がいるのさ。 若手で才能がある野心家ってやつ? その高師先生が祐紀を見初めて、「よっしゃ。いっちょわてがあんさんをスターにしたるさかい、ゆうことききなはれやー」ってなぐあいに、祐紀をしごいていく。 敢えて多くを語らない高師センセイに、祐紀は恋心を持ったり不信感を持ったりしながら、困難を乗り越えて彼が与えようとしている自分の才能に対する期待を身をもって感じていくのであった。って具合が冒頭だ。
とにかく今思うと若いんだよ、高師さんが。 うへ〜ってくらい。 23歳やそこら(大学出たて)で、いくら才能があってもヅカには呼ばれないだろが、って現実の解る大人の私よ。 高師先生はカッコイイよ。好みよ。好きな男性キャラに入れてもいいよ。 でもせめて30は超えていて欲しかった。 その場合、大問題が持ちあがるわけで、祐紀と15歳以上はなれちゃうわけね。 それって、90歳と75歳との15歳違いと違い、マジ犯罪だから。 15歳って子供だから。 淫行だから。 ダメーッ! っつーことだから! 女子から見た大人の男性に対する恋心はキュ〜ン、で済ませられるが、成年男子が女子中学生→高校一年生くらいの女子に萌えるのは危険極まりない事態であるからして、目を貝のように閉じながら読んで貰いたい。
そして、やはり今回も終わりきらなかったので、次回に続けてやる。 「第3回」に請うご期待(?)。 何故にこんなに『ライジング!』で日数取ってるんだろう。不思議だ。
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2005年05月20日(金)
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