ふうこの日記
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2004年07月12日(月) 銀色夏生

昨日の日記を読み返して・・・。
少し考えるところもあるんですが、あえてこのままにしておこうかな。


エッセイの本は大好きで、月に何冊かは読んでるんだけどぉ。
その中で一番好きなのは銀色夏生。
元々は詩人なので詩集の本もたくさん出ているようですが、
彼女の詩には全く惹かれません。
どこがいいのかもさっぱり・・・。わからん。

普段の暮らしを書いたエッセイ本が年に一回、夏に始めに出る。
そしてそれが・・・今年で13冊目。出たらすぐ買う。
私の本棚にもブックオフに売ることもなく、13年間彼女の本が並んでる。
アメリカで暮らす時も荷物の中に入れた。

この13冊の中で彼女は2度結婚をして、2度別れた。
それぞれの相手との間に子供が一人ずつ・・・。

自分の想いや考えに一番近い人なんです。
彼女の書いてることにはほとんど同感できない部分はない。
いろんなものに引っかかりながらも、自分らしく生きていく。
飾らないけど深い文章が私の心の安らぎ。

人よりも本から学んだことのほうが多いような気がする。
本を読んで学んだ。こんなことしたらいけないんだ・・・とか、
辛くてもこうして考えを転換させたらいいんだ。
かといって、人生本みたいな説教くさいのは大嫌い。

彼女の文章は静かに素直に心に入ってくる。
自分らしく生きていけばいいんだ・・・。
初めて自分に近い人に出会えた・・・と思った。

今年も今月発売された本を一気に一日で読みました。
たくさん考えました。ちょっと笑いました。
ちょっとしんみりしました。やっぱり大好きでした。
頑張ろう・・・。一年後を楽しみにしながら。




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