ふうこの日記
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2005年06月26日(日) |
世界は二人のために…の感想。 |
下品なこと言うと、 このミュージカル、青木さやかとマルシアにとってどちらが得か。
文句なく、マルシア。
青木さやかはかわいそうなぐらい損な役回りだ。 このミュージカルは、 青木の人気に乗ってマルシアにスポットを浴びる機会を 渡辺プロダクションが用意してあげた…。 それだけ。 青木さやかは利用されただけのように見えたね。。 本人もそれに気づいていると思うけど(たぶんね) 笑顔でやり遂げた彼女が少し好きになりました。 頑張れよ…。
マルシアにはたいした人気もなく勢いもない。 でも彼女には歌手としてやってきた確かな歌唱力がある。 青木は歌は素人であり、踊りも踊れない。単なるバラエティーお笑い芸人。 でも今の彼女には勢いがあり人気がある。 ロビーに飾られたあふれんばかりの花、花、花。 (花の匂いでむせそうになった) その花につけられた華やかな第一線を走ってる芸能人たちの名前。 それらは多分、ほとんどが青木さやかの仕事関係者から送られたものだろう。 これはあの番組からだな…、これはあそこからか…。 吾郎ちゃんからも。深夜番組で青木さやかと共演してるからな(笑)
この二人でミュージカル舞台をしても…。 まともに歌えるのはマルシアだけ。 踊りもマルシアの方がずいぶんとうまい。 では肝心のコントはどうなのか。 構成作家がちゃんとついてセリフを決まられた舞台の上では、 覚えたセリフをどれだけ自然に言えるか!ということだけが大事。 それに関しても青木が特別優れているとは思えなかった。
つまり「青木さやか」は 自分の言葉で自分勝手に言えて突っ込めてキレルことが出来る バラエティー番組でこそ輝くんだなぁ…。 決まられたセリフでは笑いはなかなか取れないし面白くない。
ソロで歌うシーンが6、7曲ぐらいありましたが、すべてマルシアの独唱。 唯一のヒット曲「ふりむけばヨコハマ」もしっかり歌われました。
この舞台、10月31日と11月1日に再演されるらしいですが、 コントのお互いへの突込みを 「働かないブー太郎を養ってる女」(青木)「離婚した気の強い女」(マルシア) にすべて持ってきており、 これをこれ以上広げることは出来ないんじゃないかなぁ。 一回見ただけでも、他に突っ込みどころはないんかい!そればっかり言って! と思いました。 離婚、離婚。プー、プーとうるさい。 (お客さんのなかにも離婚した人もいただろうし、プーだっているかも。笑えん)
再演で何をするの?てなもんです。 もうそんなものでは釣れないよ。
最後のアンコールでマルシアは泣いてましたが、 青木は笑いながらそれに対して突っ込んでまして、 その突込みが本番のコントより自然で面白く一番笑えた(笑) こんな普通の方が断然面白いのにねぇ〜、青木さやかは。
マルシアは「貴方に会えてよかった」と何回も言ってましたが そりゃそうだろう。青木なしではこの舞台は出来なかっただろう。 青木の人気なしではね(笑) 感謝して当たり前だ…。
一緒に見に行ったダンナは15分であくびをしだし…。 横にいるワタシも気が気じゃなかった。 イビキでもかかれたら困ると思って。 3分おきに足を蹴って起こしたさ。
青木さやか…。ええ子やなぁ。えらい!と思います。
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