鼻くそ駄文日記
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2001年08月16日(木) 真夏の夜(自作詩)

真夏の空に二尺玉
君の横顔
白く照らす

ぼくは君を
愛していた
それは
永遠のものだと
信じていた

誰かが言ってたよ
永遠なんて
嘘だと
この宇宙だって
永遠じゃないらしい
いつかはなくなるそうだ

あんなに
君はぼくのことを
好きだったのに
あんなに
愛してくれたのに
君はぼくを
好きじゃなくなった
「どうして」と思うぼくの気持ちは
君に愛されることに
慣れていたんだろう

ぼくは
もっと早く
気づくべきだった
君に愛されることが
どれだけしあわせなのかを

当たり前だとおもったとき
君の気持ちは
置いていかれた
愛情表現できない
冷たい男
君はぼくをそう思っているだろう

君がほしいよ
暗い夜空が不安なのが
何よりの証拠さ

失敗は成功のもとだけど
信じられなくなった君は
もう信じてはくれない
今夜も夜がやってくる
無事
乗り越えられるだろうか
ふとんをかぶり
目をつむり
付き合っていた頃の何倍も
君をおもう

チャンスがほしいと叫ぶほど
君の気持ちは遠ざかる
だけど
君をほおっておけないんだ
ぼくが君の気持ちを
わかってあげられなかったように
君はわかってくれない


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