鼻くそ駄文日記
目次へ前へ次へ


2001年09月17日(月) 嘘ばっかり(自作詩)

あの日君は
あいつと消えた
午後十一時の博多駅
ぼくはたまたま
それを見たんだ
そんな予感がしてたから
さほど驚きもしなかった

だけど
君もあいつも
嘘ばっかり
嘘ばっかり
ぼくは
嘘を信じたふり

ぼくを傷つけないための
嘘なの
それとも
自分を守るための嘘なの

君を好きになるのは
もうやめにしたいよ
君だって
ぼくに好かれていいことなんて
何もないもんね
だけどだけど
君を見てしまうと
心が揺れちまう
手に負えないよ

早く
早く早く
消えてくれ
ぼくの前から
消えてくれ
取り返しがつかなくなる前に
胸の炎を消すために

今朝も君とあいつは
寝ぼけ顔
二人揃って寝ぼけてら
ぼくは君らの嘘に
だまされる


iwa |MAILHomePage

My追加