鼻くそ駄文日記
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力がないのか 人に 想いを伝えられない
きっとみんな 人に 理由をつけられるのが いやなんだろうよ
だからぼくは 嫌みにならないように 君に指図するような口調にならないように 気をつかって 君が超えたいと思っている壁を 乗り越えるヒントを 話してきたつもりさ
だけど どんなに元気づけようと思っても 「おまえは前向きだ」で 片づけられる
それで「おまえがうらやましい」と言われても ぼくはこまってしまうよ
必死になって考えても 相手にされないのは寂しいね しょせん ぼくががんばっても 「うざい奴」で 片づけられるんだ
だって君にしてみれば 「相談する」というのはタテマエで ぼくを 愚痴のはけ口にしたかった だけなんだもんね
「自分には無理だ」 ぼくが一生懸命考えて伝えた 君へのアドバイスの感想は いつもこれ 君が無理だという「自分」は 君の嫌っている「自分」なのに どうしてそれを超えようとしないの 自分の殻を破ろうとしないのさ
と言っても 君には おせっかいに映るだけだよね 長いつきあい ぼくには君がそう思うこと わかってるんだ 二年ぐらい前かな 君はぼくに断言したよね 「人が話をしてくれるのはありがたいから聞くけど、 それを行動に移そうとは思わない」
それでも突き放せないのは ひとえにぼくの心の弱さ あんまり人から頼られたことないから 頼られると勘違いして がんばっちゃうぼくの浅はかさ
だからそろそろぼくらも 大人になろうじゃないか ぼくもこれから 君を突き放そうと思ってる
うじうじ悩んでも行動できないなら 何も変わらないと思うけど そんなことぼくには関係ないことさ ただ いまの君にぼくは魅力を感じないから もし君がまだ「自分」を大切にするのなら ぼくの邪魔をしないでくれ
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