鼻くそ駄文日記
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2002年05月22日(水)

ヘッドライト照らす
梅雨の雨は
空から降る
銀の矢のよう

あなたの気持ち
射抜いたつもりで
やっと逢えた水曜日
どうして二人じゃない

着飾った服が
雨に染みてる
ロマンティックな
シチュエーション
だけど
傘がひとつ多くて
寄り添えない

同僚なんだと
紹介している
わたし初対面で
タメ口の子は嫌いよ

気づいてよあなた
素っ気ないのは
女の子をみじめに
するってことを

空が泣いているから
わたしも泣くのね
悔しいから
部屋まで泣けない
けれど
傘がひとつ多いから
いまにも涙がこぼれそう


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