鼻くそ駄文日記
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ヘッドライト照らす 梅雨の雨は 空から降る 銀の矢のよう
あなたの気持ち 射抜いたつもりで やっと逢えた水曜日 どうして二人じゃない
着飾った服が 雨に染みてる ロマンティックな シチュエーション だけど 傘がひとつ多くて 寄り添えない
同僚なんだと 紹介している わたし初対面で タメ口の子は嫌いよ
気づいてよあなた 素っ気ないのは 女の子をみじめに するってことを
空が泣いているから わたしも泣くのね 悔しいから 部屋まで泣けない けれど 傘がひとつ多いから いまにも涙がこぼれそう
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