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2001年08月13日(月) |
ミスタームーンライト〜月光旅人〜3 |
寝不足ぎみの鹿島は、図書館を早退する。家で、寝ているはずだった。誰もいない舞台に、突然、上手奥から走りこむ。「お兄ちゃん、お義姉ちゃん、いないの?」鹿島は既にかすみに憑依されている!!!アタタタタタタッ・・・(古) 彼が眠る機会は、かすみが体に憑依する機会だったのだ。この登場シーン、鹿島が訪ねたことも無い結城の家に場所が変わっている(セットは図書館よ)当然、妻の都が帰ってくる。おりしも、連続窃盗事件が起きている。「見た目は30男に見えるけど、かすみなの」って、うまーい!上川、うまーい!でも、かすみがいるかのように上手に演じられても、物語の上でにわかに都に信じろって方が無理、速攻、110番!!しかも、都を説得しようと近づくかすみ(姿は上川)は、都にはじかれ、気絶。鹿島に戻ってしまう。
鹿島自身、わからないまま、警察へ。そこには石岡(岡田達也)という図書館に、職員あかり(坂口理恵)を慕い、通っている刑事がいた。人相が似ている上、早退の日が窃盗事件と重なるので、彼は犯人と決め付ける。鹿島は「夢遊病説」「記憶喪失説」「宇宙人誘拐説」で、きりぬけようとするが信じてもらえない。(当り前な気がする)そこへ、結城自身が学生時代の同級生を、妻が誤報したと、告訴はしないと、迎えに来てくれる。その夜、二人で深酒した鹿島、またも泥のように眠る。
朝がきて鹿島は、かすみの手紙を発見する。「私は結城かすみです」彼にもまだ信じがたいこと。出勤し、子供に絵本を読むお話広場の途中で、彼はまた眠ってしまう。かすみに憑依される。彼女が最初に行ったのは、家。そこには兄はいなかった。この時、謝りに来てた葉月に出会う。最初にかすみを信じたのはこの葉月だった。「彼の事は知らないけど、私を呼ぶ様子は、かすみだった」 次に兄の研究室へ向かう。「お兄ちゃん、信じて」かすみの思いは届かない。「鹿島!お前まで、何故こんなまねをする?」火に油を注ぐようだった。 その後、避けていた古河と会ってしまった結城はある質問をした。「今なくしてしまうと生きていけない、それは何だ?」「俺には妹だった」(よくも妻の前で、そこまでいいきるか?)「普段はこんな人じゃないのよ」と、妻は古河に言うけれどさ。
鹿島は、研究室で刑事石岡に殴られ、気絶し、また警察へ行った。鹿島自身、信じがたい出来事である。記憶もないのだから。でも、その日、2通目の手紙が部屋に届いていた。「もう一度だけ、体を貸してください。かすみ」。鹿島は、これは、本当にかすみの霊かもしれないと、ようやく信じ始める。
刑事・石岡に手紙を見せても、多重人格&連続窃盗犯を疑われたまま。お話広場をまかされた鹿島は、眠くてたまらず洗面所に行く。帰ってこない。鹿島は、そこで突っ伏して、寝ていた。もちろん、かすみが憑依している。かすみは、なりゆきで絵本を読むことに。自分が子供の頃、盲腸で入院した時の、兄とのエピソードが重なる。泣き出し、その場を去る。追う、葉月。それを追う、石岡とあかり。
かすみは実家を訪ねようとしていた。追いついた葉月に兄との思い出など、色々なことを電車の中で語る(台詞の無い演技が、ガラスの向こう、満月の下で行われている)。
実家のある町で、お墓参りをしていた都と出会う。「かすみちゃんが何を言いたいのか知りたくてきたの」。目の前の、見た目鹿島をかすみと信じる。「まさか本当にかすみちゃんと話せるなんてね」
一方、あかりや、連続窃盗犯も逮捕され、執拗だった刑事の石岡までが、かすみの霊の存在を信じ始める。一番信じて欲しかった、話がしたかった兄だけに、信じてもらえない。かえって、刺激して、古河への恨みを募らせることになってしまった。
その頃、かすみの存在を信じている全員が、不在の状態で古河は、結城と会う。「答えに来ました」。前日「バイオリンが弾けなくなるのがつらい」と言った彼に「その手をくれ」と言った結城に。 「100%僕の責任ですが、謝罪する権利もないんですか?僕も友人でした。僕も悲しいんです。」という古河に「謝罪を拒否する権利もあるはずだ。君を避けているのでなく、君に避けて欲しい。悲しむのも君の勝手だ。」そこに、石岡に手配された、刑事が。しかし、彼らはまだ、「鹿島が結城をねらっている」いう情報しか、知らない。石岡からの携帯電話で結城確保の連絡だけを受けて、帰ろうとした直後、それは、起きた。
古河が、「答えを出しに来たといったでしょう?」「でも、自分の手を切り落とす事は出来ない」「そのかわり、一生バイオリンは弾きません」と伝える。しかし、理性を欠いた兄がそれで許すわけが無い、出来ないなら俺が切ってやると、彼にナイフを、かすみが一番阻止したかった、ナイフを振りかざす。古河の右手を切る。刑事が気づき古河は軽症で済むが、結城は逃げる。
つづくの、よ・・・
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