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2001年09月19日(水) |
このたびの月9男は・・・ |
やっぱり、千葉ちゃんでしょう。月9って枠で、主人公たちをさしおいてアップ、取りまくったのは、さすが世界の千葉真一!!「できちゃった結婚」の父・小谷一徹。この人見たさでした。頑固一徹、いってっちゃん。素晴らしい!!
竹之内豊と石田ゆり子、阿部寛が同級生。ゆり子と寛は10年間で別れてはよりを戻し・・・をくり返してるカップル。ゆり子の妹が広末で、その友達が新しい「ナショナルきれいなお姉さん」。竹之内の後輩に「タイタニック」の吹き替えでブーイング受けまくった妻夫木くん。この6人で夏の旅行に 行ったのが全ての始まり。 物語としてはどうなんだろう?ありなんだろうか。そういえば友達の妹って、こんな大きくなって たっけ?って感じのノリの男、名前を忘れられてて結構ショックと思いつつ、夜の海辺で二人きりに なった時、一瞬、月明かりの下「この人が好きだなぁ」と、思った女。一夜のできごとで、恋が始まる事はある。でも、恋が始まる前に赤ちゃんができちゃった。でも、もともとずーーーっとカップルやってる姉と阿部ちゃんより、二人は現実と向き合わなければならないことで、着実に家族っていうものについて考え、愛情を深めていった。そういうところだろうか。?
千葉ちゃん、いや、一徹ちゃんに反対されても、反対されても、とりあえず結婚の許可をもらわなければ!ガンバル二人。 阿部ちゃんから、何度も、姉との交際を認めてもらおうと通ったけれど、そのたびに、とりあえず殴られる。最初は「お願いします」と言って殴られ、次は一言も発する前に殴られ、ついには玄関を開けた瞬間に殴られ・・・そう、それが一徹ちゃん!そういう話を聞いていたから、最初に、挨拶に行ったとき、手土産にお酒を持っていった竹之内は、玄関の横から庭をのぞき、ウワサの一徹ちゃんと、目が合って「誰だ?」と聞かれ、思わず「酒屋です」と言って逃げてしまう。その後、かなり長い間、一徹ちゃんは竹之内を「酒屋」って、わかってるのに呼びつづける。このセンスいいかも。 そうこうしているうちに、だんだんにわかってくる。頑固なだけの親父、意地で反対しているだけの親父ではない事が。それで「酒屋」としか呼んでもらえない竹之内の方が、「お父さんに認めてもらえないと結婚はしない」と言い出す。毎回、なんかの行き違いがあって、それは、お互いを思いやりすぎてってこともあるんだけど、広末がきーきー、きーきー泣くんだ。チヨちゃん。あんまり好みではないんだけれど、なんか、かわいかったよ、チヨちゃん。ほんと、きーきー泣き喚くの。でもそれは、これからお腹の子の母と父となる二人の間は、素直なものであった方がいいと思ったから、さらけ出していたわけらしいんだ。(でも、いきなりきーきーはなぁ・・・)
一徹ちゃんにも許されて、晴れて結納の日に、竹之内は、「ヘッドハンティングされて、1年、外国周りの仕事につくから、出産には立ち会えない」と言い出す。一徹ちゃんは、気に入らない。チヨちゃんもびっくりする。竹之内は、また一人で考えて仕事がぽしゃった、と、ウソをつく。一徹ちゃんが気に入らなかったのは、娘と孫をほったらかしにして、仕事に行ってしまうことではなくて、それだけ、人生をかける仕事なら、「どうして説得できないのか」ってことだったし、チヨちゃんも、そんなに大切な事、どうして相談してくれなかったの?ってことだったのに。 だから、チヨちゃんは、ウソをつく。「私、もうやっていけそうにないから山下さんと結婚することにした」・・・いい迷惑だよ、山下さん。一徹ちゃんの元部下で、それ、聞いちゃうんだもん。『ムコ殿』で、秋吉久美子の旦那さんの役やってた人なんだけどさ。そうそう、一徹ちゃんは、退職するまで刑事で、山下さんの非番の日に、二人でチヨちゃんたちの張り込みしたりするの。この様も、おもしろかった。山下さん「現役時代を思い出しますっ」って、単純に喜んでてね。また、チヨちゃんの主治医・沢村一樹が、ゆり子に一目ぼれするから、阿部ちゃんもそっちを張っててね、天敵の一徹ちゃんと鉢合わせするっていうか、同じ行動してるの。笑えたわ。
結局、二人は別々の道をいくことにする。だけど、竹之内の出発前に、チヨちゃん緊急出産。一徹ちゃんは、「101回目のプロポーズ」(私は見てないんだけど)ばりに、エアポートリムジンの前に飛び出してチヨちゃんがつけてたアルバム日記を彼に無言で渡して、失礼しました、と去る。(これがさまになるのよ、さすがアクションスター)日記の最後のページに「あなたが生まれてきたらもっと強くなれると思うけど、今は、リュウノスケさんにとても会いたい」リュウノスケって、竹之内ね。彼は飛行機に乗らず、病院に駆けつける!無事に赤ちゃんが生まれ、通院仲間の旦那さんから仕事もオファーされてハッピーエンド。
でもさ、彼にやりがいのある仕事を辞めて欲しくなかったチヨちゃん。そして、それを下準備段階、やりあげたリュウノスケ。だから、悔いはないのかもしれないけどさ。ちゃんと話し合ってれば、緊急出産までの数ヶ月、リュウノスケは日本にいたからチヨちゃんとも会えたわけで、そういう事情に なったから、出発を彼だけ少し遅らせてもらって、仕事に復帰するってできなかったのかな?とか、 思ってしまう。二兎追うもの一兎も得ず、の例にならったのかしら?もうちょっとうまくしようが、現実ならね、あったんじゃないの?とか思って見てました。はい。でも、家族か、仕事か?っていうのがテーマではないんだな、きっと。だからいいのか。?
ま、リュウノスケの義弟役で酒井敏也さんが出ててね。よかったわ〜。最初は、男3人会議(?)なんだけど、途中から彼も加わってね。阿部ちゃんと酒井さんは仲良しなので、アドリブとかもあったようで、楽しい現場っぽかった。阿部ちゃんも、どうなのこの人?って、昔は思ってたけど、上手くなったなぁ、好きだわ、なのね。沢村の事を顔が濃い、動きが変とかって、人形先生とか呼ぶんだけど、阿部ちゃん、自分も充分濃いって。で、リュウノスケをヘッドハンティングするのが、これまた升毅さんなのよ!見ててよかった〜。あと、やっぱり、リュウノスケの書いた、一徹ちゃんのパラパラマンガね。さすが、千葉ちゃん。パラパラマンガになっても劇画タッチ。あぁ、また役者重視で見てしまった。装飾過多ぎみなのに、わりと、うまいテンポで挿話されてて、そっちの方が面白かった。(あ、主を食ってるって意味ではいかんのか?私は楽しくとも・・・) さて、次回の月9は?「西洋骨董洋菓子店」漫画原作もの。春の月9で人気急上昇の藤木直人が、また一味違う役に挑戦しますよ。タッキ-に椎名桔平、困りますね、男前ばっかり。にゃは。
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