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2001年10月19日(金) 「恋を何年休んでますか」って、ねぇ?

 今日から、毎週きょんきょんが見れます。そして、今日から毎週、アリー・マクビールが見れます。金曜の夜が楽しみになるわけです。特に、アリー。「アリーmyラブ」の横に4とか、書いてあるの見たら、なんだか、感慨深かったりして。そうか、もう4thシーズンなんだぁ。アリーって、勝手な女だけど、絶対自分に正直だから、そう生きるのは難しいから、見ると切ない時もあるけど、元気にもなる。

 
 「恋を何年休んでますか」は、新しいこの秋の日本のドラマ。KYON2の役どころは、働いた経験のある女性が、結婚を機に専業主婦になり、子供を二人もうけ、夫の両親の土地に家を新築したばかり。近所には行きつけの美容院があって、そこの美容師とお客(黒木瞳)とはとても仲良し。夫は仕事で、たまに午前様になるが、海外と取引があるので、深夜の呼び出しにも何の疑いも持たない。休日には家族4人で、新しい家に合う、ダイニングテーブルを探しに行ったりする。友人の結婚披露パーティに出ては、いまだ独身で働いている女性の友人に、羨ましさも感じながら、働くって大変だよね。という気もちも忘れない。いい役すぎる気がするが、KYON2なので、嫌味じゃない。

 またこれが、『主人』なんて呼ばれてるのが、仲村トオルなんだよ。「あぶでか」の頃と違って、かっこよくなりましたね。でもね、仕事もできそうだし、妻も子供も愛しているような優しい旦那様のようなんだけど、どうやら「R」という女性がいるらしい。それって、もしかして、黒木の娘?!彼女に気をとられてるのか、仕事に気をとられてるのか、ぼんぼんなのか、わからないけど、嫁として夫の実家にかなり気を使ってる、KYON2の気持ちや、久しぶりに二人きりになってデート気分になりたい気持ちは汲んだりできないみたい。でも、大抵の男性は残念ながらそうかな?

 KYON2は、昔、激しい恋に陥っていたようだ。夫がこだわっていた、ダイニングテーブルを売る家具屋のオーナーが、実は、その昔の彼だった!ブームの宮沢和史なんだよこれが・・・。もう、今回、最後にチラッとしか出てこないんだけど、かっくいーーー。


 美容師は飯島直子。追っかけしてた役者と結婚したけど、ダンナは、ほとんど仕事がない。美容院の子たちと飲みに行って帰ったら、「ご飯作って待ってる身にもなって、連絡ぐらいしてくれてもいいじゃない?」なんだか、男女を全く反対にしたら夫婦にありがちな会話。お約束でそういう役割分担をしているのではないのが、彼女の気に入らないのだろうか?飲みに行っても、結局酔っ払うと、話すのは、ダンナとの出会いの話だったりするのだし。ダンナがオーディションを受けてるのかどうかとか、まだわからないけど、すっかり主夫に収まってるのが、彼の才能を信じる彼女には不満だとか?仕事もうまくいっている、家に帰ったら、家事をしてくれるダンナがいる、しかもそれは、山口祐一郎♪!!ぼさっとしてても、かっこいい、山口祐一郎・・・。

 黒木瞳は、20歳で、お見合い結婚をしたらしい。一卵性親子と言われている娘が、お見合いに来なかった事で、改めて自分が他の二人と比べ、熱い恋愛ってしてなかったなぁ。とか、思ってしまうのである。しかし、ダンナは、大手銀行の支店長で、単身赴任。娘のお見合いのために、高そうなネックレスを衝動買いしてしまえる、家も広く立派な感じ。挙句に、娘がすっぽかした見合い相手が伊藤英明で、なんだか、憧れられちゃうし。(最近シャキシャキした役の多かった黒木瞳の久しぶりのお嬢様っぽい役。ありえなさが、かえって許してしまう。このままぽーっとしてて欲しい)

 「何年恋を休んでますか」「もう百万年くらい?」と、その朝美容室で冗談のように話していたが、恐らくKYON2と飯島は、ダンナに今でも恋している。黒木はどうだかわからないけど、理想的な生活とひきかえても恋をしたい、とか思ってる風ではない。

 KYON2の前に、昔、恋した男が現れた。昔、とはいえ、彼女は引越しした新居に彼からもらった寺山修二の詩集を棚に並べている。「世界で一番短い愛の詩は、『愛』。世界で一番長い愛の詩は、『愛』という文字を書きつづける。そして命が先に終る。命より、詩の方が少しだけ長いから」このような詩だったかな?(こう書くと、全然、美しくないわねぇ。ごめんなさいまし。)そこにしおりがはさまれている。
 この懐かしい、大切な、熱い恋の思い出が、目の前に現れて、どうやらダンナには彼女はまだ知らないが、別の女性がいる。どうなるんでしょう、これから。このできすぎたキレイな男女のこぎれいな生活感があるようなないような世界、『恋』を休んでるんじゃないかと思っているだけのようにみえる、3人に、どんなドラマが展開されるんでしょうか?

 『恋』は、結婚したり、生活をともにしたりすることで時間がたつと『愛』に変わるとよく言われるけど、そういうこととかテーマになるのかな?『恋』と『愛』の差はなんだろう?

 アリー・マクビールは、運命の人を待っている。そうだと思っていたビリーは、先に結婚し、そして先に死んでしまった。そこへ現れたブライアンと、半年付き合った後、同棲を申し込まれる。彼女は、選択をせまられる。自分の心の中で何とか折り合いをつけていた気持ちをはっきりさせる時がくる。ブライアンは、いい人だから、一緒にいたのだ。ブライアンに別れを告げて、「いつまでも夢見る夢子ちゃんではいられない」となじられても、彼女は、二人でいるのに寂しいと感じるより、一人でいて感じる寂しさを選ぶ方が、まし。自分らしいと、半年かかって(というか、決断を迫られて)わかる。

 恋とか愛ってなんだろう。結婚ってなんだろう。どうして、その人、とわかって、何十年も一緒に暮らせる決意をするんだろう。
 
 3人の一見幸福そうな主婦たちの最初の会話。「どうして、男と女は、恋人同士から夫と妻になると、男と女じゃなくなるんだろう?」それは、子供がいてもいなくても・・・。でも、アメリカのドラマを見てる限り、そうじゃなくなったら、既にやばいみたいで、文化の違いと、言い切っていいものか?ふむ。男と女で一生添い遂げたいから、アリーはそういう人を捜してるんだよね?



Q.「恋を何年休んでますか?」
A.「って、え?私?・・・・」

Q.「恋を何年休んでますか?」
A. あなたは?


もっちゃん |M@IL( ^-^)_ヲタ""日常こんな劇場( ^-^)_旦""

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