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| 2002年01月06日(日) |
「神戸発、尾道まで」 |
これって、ノンフィクションのテレビ化なんだってね。道路公団に勤めてる人って大変なんだね。考えればわかることだけど、この橋を造りましょう。この道を造りましょう。できました。じゃ、次こっちです、あっちです。建設省は、一応、管区ってのがあって、全国規模の人事異動っていうのはなくて、その管区内ならしいですけど、道路公団もそう?っていうか、道路公団て、西日本とかJRみたいにわかれてるんだっけ?世間のことをよく知らないわたくしでございます。
明石大橋を造っていて、完成して、次は尾道だ!ってことになって、家族が引っ越すのは困るなぁ、ってことになって。子供が大きくなると学校のコミュニティとかあるもんね。で、なんか、妻の母とは同居だったんだけど、一人暮らししていた自分の父親が、そこでボヤ騒ぎをしてしまったらしくて、一緒に住むことにもなって。んー、これはどうするかな?ってじゃ、橋ができるまで単身赴任しますって決意するわけ。できるだけ、休日には戻るからねって。でも、休日って体を休めるためにも必要なわけで、毎週帰って、そりゃ、子供と遊べたり家族の中にいられるっていうのは、リラックスするだろうけれども、ずっといない夫、子供からしたら父、親からしたら息子が帰ってくるわけだから、問題とかが待ち構えていたりして、結構ストレスにもなるわけで。もちろん、普段の尾道での生活も、ずっと家族といた夫には慣れるものでもなく、その生活自体が彼にはストレスでもあったのね。簡単に言えば、寂しい、みたいな。虚しいとか。
もちろん、仕事には誇りをもっているし、人によっては、尾道という場所で数年暮らせることを楽しみにできる人もいると思う。で、帰宅できる時に帰宅して、家族と時間をすごして。離れていることが、あまり苦でないバランスの人っていると思うのね。で、それは単身赴任してる側だけがそうでは成り立たなくて、待ってるっていうか、同じ生活圏で暮らしつづける側もそういう感覚の人でないとうまくはもちろんいかなくて。私は出る側にはなったことはないけれど、すごい寒いとことか、すごい不便なとことか、危険極まりないとことかでなければ、数年て決まっていて、時々変えれる場所があるなら、そういうのもいいかなぁとか思ったりする。で、反対にこっちで過す人間としても、一緒に住んでて居るのか居ないのかっていうか、家に居ないって言う意味じゃなくて、家に居るのに居るのか居ないのかみたいな人だったら、いっそ、離れてて、元気なことが電話とかあ、今ならメールとかね、手段あるわけだし、そういうことがわかれば、数年くらい離れてて時々帰ってくる、なかなか会えないけど、思いあってるっていうのは成り立つタイプの人じゃないかなとか思ったりしている。あ、もちろん、その居るのか居ないのかって人だったら、一緒に住む意味もないし、単身赴任するのに待ってる意味もないから、論外だけど。
数年、という限りがあるということと、時々それでも会えるとか、それ以外の間も連絡をとる手段があるっていうのならば、ちょっと離れてるくらいのほうがいいっていうか、こうなんていうんだろう。気持ちの問題だよね。気持ちが繋がってるって信じられれば、なんとかなるかな、とか考えた。これが一番難しいし。実際の生活は、このドラマみたいに、今居てほしいんだよぉ、ってこととか今決めなくちゃなんだよぉ、ってこととかあって、暮らすってことは難しいことなんだろうけど、とにかくこの夫婦は単身赴任をやめて、神戸から尾道まで新幹線と在来線を使って通うことを決めた。それが一番家族のみんなの負担が少ないからってことで。離れてしばらく過すことも、遠いとこまで時間掛けて通勤することも(平日はだから子供にほとんど会えない)どちらを選ぶにしても、家族の結びつき方が、しっかりしていて、気持ちがどっちの方向を向いているか、ちゃんと話し合えて、って、そういうことができるってことがいいんだなぁって。思った。もちろん、で、尾道終った後、どこだったんだろう?ってオチを期待してしまったいけない私ですが・・・。
生瀬さんと南果歩さんの夫婦がとても良かったです。
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