ドラマ!ドラマ!ドラマ!
DiaryINDEX|past|will
今頃です。昨年の蔵様〜! 今週の蔵様『医龍』まだ観てないんですが。
昨秋の蔵様『今夜ひとりのベッドで』が、やっと6話観おわったところですが。 (「オレ、ずっと友ちゃんのこと好きだった」って、うっかり告っちゃったあたりです。うふ、魔法の手、素敵、みたいな)
昨年の蔵様『ルームシェアの女』、こっちのが軽いかな〜と思いながら、三週目でとまってますが。
や、やっと、ん〜、いつだっけ?HDD初号機お助け週間で、『Mの悲劇』、観おわってました。 やっほー!!
ゴロちゃん主演の『Mの悲劇』ですが、当時だか、そのクールのレビューだかに書いた気がするけど、ほんと、なんだかどんどん、ゴロちゃんが巻き込まれていく様が哀れで、なんだか陰欝な気持ちになって、何かを孕む久保明(蔵様)も豹変していく久保明(蔵様)も観たいんだけど、進まなくてね〜。 もう、いっそサクッと削除してやろうかと、三話?くらいから残ってたの、ま、いちおー、みたいに観はじめたのね。やっぱ蔵様だけでも見納めとくか・・・って。
そしたらさ〜、全部観たら、あ、よくできてるな〜って思っちゃった(笑)
「ありえねぇっ!!」って、悪態つきたくなるくらい偶然が重なってるんだけど、ハセキョーの借金取り立て役までが、優しいのはハセキョーに惚れたからでなく、実は養護施設時代にハセキョーが好きだった子が、巡り合わせてたんだね〜、と、そこまでもれなくリンクされていると、「よく頑張りました」に、なってしまいました。
もう、ほんとにね、『Mの悲劇』って、衛(ゴロちゃん)のMと、美沙(ハセキョー)のMだけでなく、すべての歯車がくずれはじめたキッカケをつくった久保明は旧姓松本明で、Mだったんだよ。それはね、今回の歯車の大元が実はあれでね、そのあれには実はこれがこう絡んでて、いろんな人が秘密を抱えてたんだけど、「私の秘密は二股、それがこんなことに(涙)」って言うほどそんなことじゃなかった衛の元フィアンセが、「子供の頃、淋しいという思いからパパの仕事を嫌いつつ、仕事場まで行ったこともあったけど、今はパパの仕事を誇りに思ってるから辞めないで」と言った無邪気エピが、実はこうなってあぁなっちゃって、美沙がこうなっちゃったからこそ、衛に余計復讐心燃やしたのよ。とか、被害者意識のとりこになってた久保明も実は、彼自身のせいではないけど加害者のリングの中にいる人物だったりね〜。
ってな風に、事細かにつながりを語りたくなってしまうという不思議な話でした。
最終話、衛の母の言葉に(内容より多分、思い出して話にきてくれたことに)、嗚咽する久保明が、たまりませんでした。
一番印象に残っているのは、衛の上司(伊武さん)が衛に言う言葉です。その時、彼自身、そのリングに入るとは思わず、言ってるのが、かえってよいかと思いました。
「足を踏んだ人間はそのことについて忘れてしまうが、足を踏まれた人間は、ずっと覚えているもんだよ」
ま、逆もあったりするんですけどね。 そもそも、久保明が仕組んだことが予想外の展開を見せたことが、今回の美沙の復讐の元とは言え、復讐を思いついたのも、激化したのも、衛が「忘れてしまった、覚えていなかった、思い出せない」ことにあるわけで。
また、久保明がそれを仕組もうとしたのも、そもそま衛が過去の大恩や現在までの他人との関わりを忘れたり深く考えず、過去の不幸だけを心の教えとして「自分の身は自分で守らなきゃ、誰も助けてくれない」だから自分もあてにしてくれるな的な考えを持ち、不用意にあちこちで教訓めかして話してたことにあるんだけど。
ラストナレーションかな?、そこで衛が、誰も誰の助けもなく生きていけない。気付かないうちにも人は助け合って生きていけていることにようやく気付いた、みたいなことを言ってました。
復讐の連鎖は恐ろしいです。でも、誰にも恨まれることはしたことがない、と言い切りながら、自分だけで生きていけてる、自分は正しいと思い込んでいるのも恐いし、過剰な事故防衛で、他者との関係がうまく築けていないことに気付かないのも恐いことです。
なんだか、思いの外見応えあるドラマだったのかも。 腹黒い役、狂っていく役の蔵様が素晴らしい!!真骨頂!!真逆に笑顔なエンディングのモノクロ蔵様は素敵。・・・それだけじゃなかったのですね。
あ!! そういえば、保存したから観た気になってた『離婚弁護士』な蔵様も観てない。 腹黒、狂気、生真面目、ほのぼの、お茶目、どんくさ、・・・どの顔の蔵様も見たらおしまい、「やっぱ好き〜(爆)」
『県庁の星』(何役か知らない(苦笑))すら、観に行きたかった私は、『間宮兄弟』には行きたい!!スクリーンで蔵様を!!
番外・・・ビールのCM、今年の冬もGJ!!
長々と、蔵様落ちの私の喜劇でした。
My追加
|