||〜*…clover…*〜||
There are all in one.
◆cloverに出てくる人々◇|*|◇エンピツ書きに48の質問◆
彼女に言わせればそれは「烏骨鶏的な話(*1)」である。 遺憾すぎて涙が出た。
正しく言うなれば、それは誠に滑稽な話である。
時間は
少 し
る戻巻
彼女は文字通り毒を吐き散らしていた。 言葉は明確な敵意を持って居た。
わけがわからない わかりたくもない 彼女にとって俺は敵であるらしかった ならば逆も然りなのか
手にはナイフがあった。 彼女に言わせればきっとそれだけで「十分」
世界最大勢力を持つ(らしい)宗教によると、天には父がいるという そのくだらない言を彼女は体現した その指が天にいる父とやらを示すなら 隣の指は人を指すためにあるのだ
けして劇薬とは言えない毒 それと、向けられたる殺意
彼女は自由である。
そう。
彼女は、自由なのだ。
ヒトがオタクであるのは仕方ないことなのだと彼女は言った その最たるこそ彩ある変化なのだと 見たこともない学者に対する最大級の親しみと侮蔑を同時に呈して 「スペシウム光線ー!」 と彼女は言った。(*2)
言語化できない類に変色した総てをダラダラとぶら下げて 変わりに存在しない何かを言語化するという遊びを引っさげて いつものように不完全に狂った瞳をした彼女は言った。
「ばん!」
*1: 誠に滑稽な話 →まことにこっけいなはなし →まとにうこっけいなはなし →的に烏骨鶏な話 →烏骨鶏的な話
*2: ヒトがオタク:Hydrangea-Otaksa、学者はオタクであるという固定観念 彩:鉄を埋めると変化するというコネタか? スペシウム光線:紫外線赤外線そしてスペクトラム
**: 紫陽花←気象衛星「ひまわり」←「起承」
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