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ひめいわ総支配人の1日。
姫路家いわし
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2000年12月14日(木)
読んだ本シリーズ、第2弾

 学校に講義があるわけでもないのに、今日はわざわざ交通費を払って、
行って参りました。理由は、2月9日のアルバイトの申し込みをするため
です。うちの大学の付属高校の入試の試験監督補助なのですが、私の自宅
から自転車で20分弱の本校会場で7名の募集があり、さらにそこの会場
の方が、日当が1000円も高い8000円だったのです。しかもハンコ
持参とのこと、つまり即金なのです!!これはおいしい!!ということで
申し込みました。朝7時45分集合はきついけど、当HPのネタにもなる
ことだし、頑張ります。

 さて、今日は、昨日の分もふくめて、書きますね。昨日はなんも変わったこと
なかったんで、特に書きませんでしたが。
 今日は「集英社スーパーファンタジー文庫」の新刊(とはいえ先月付)、
「サイケデリック・レスキュー『クリムゾン・インフェルノ』」に少しツッコミ。
このシリーズ、字のごとく「レスキュー」ネタが根底にある本なのですが、今回
の作品中、私「鉄ちゃん」にはちょっと頂けないところがございました。
 ネタバレは極力避けなくちゃいけませんので、必要な部分だけ。

文中セリフ
(状況:電車が急にあらぬ方向に振動し始め、室内灯が消えた頃)

「エンジンの調子がおかしいのか?」
→地下鉄は「ディーゼルカー」ではありません。まず換気の面から、運輸省の許可
 がおりません。よって、「エンジン」ではなく「モーター」とすべきでしょう。

描写として、上下線をはしる電車が、お互いに寄り添うようにして止まる、との表記が
ありますが、この状況は「複線シールド工法」という、特殊な工法を用いた区間でのみ
起きる事象であり、その工法でほられたトンネルはごく少数である、ということを念頭に
置き忘れてみえるようです。
 もう一つオマケに、車体の側部の下敷きになった人が、反対側の車両につぶされて亡くなる
(わお、グロテスク!)という部分もありますが、複線シールド工法であり、かつ上下の電車
がならんでいるのであれば、電車は横転しません。隣の電車に、よりもたれるだけです。

・・・つまり、一般の方(まあ、この作者さんをふくめてですが)が思うより、地下鉄のトンネル
は、狭いものである、ということであります。

えーと、この本に興味の湧いた方、作者さんのHPに、私のHPから片リンクがありますので、
使ってみてください。