サボテンは歌う。

2004年01月14日(水) 「黒の貴婦人」

最近、西澤保彦の新刊「黒の貴婦人」を読んだのを皮切りに、
久々に匠千暁シリーズを読み返している。

西澤作品は、ノンシリーズもの、匠千暁もの、チョーモンインシリーズものの
3つがあるけれど、私が一番好きなのが匠千暁シリーズ。
ミステリ自体もおもしろいけれど、それ以上にストーリーが進む毎に
主要メンバー4人の人間模様がかわっていくのが楽しい。

今回の新刊の「黒の貴婦人」は連作短編集。
ミステリとしての出来がすばらしくいいとは思わないけれど
お馴染みの4人の活躍が見られるだけでも感涙もの。
この本から読み始めるのではなく、時系列順に読んでいくことをお勧めします。

うーん、それにしても匠千暁シリーズの長編を久々に読みたいな・・・。


 < 過去  INDEX  未来 >


ニキ [HOMEPAGE]

My追加