サボテンは歌う。

2007年03月31日(土) 突然の京都旅行記(1)

今日も会議。
午前9時に開始だけど,いい席を確保するためにちょっと早めにホテルを出た。
…のに,会場に着いたらSが薬を忘れて来たことが判明。まだ具合の悪そうな彼女を1人でホテルに帰らせるのもかわいそうなので一緒にホテルにUターン。なんてしてたら,すっかり遅刻してしまいました。

午後1時に無事会議が終了し,この後はプライベートタイム。
Sと共に明日まで観光して帰る予定だったんだけど,Sの調子はずいぶん悪そう。
Sは「がんばって観光するよ」って言ってたけど,私に気を遣っているみたいだったので,「だったらK氏に代りに来てもらう?」と提案してみた。
実は,一昨日Sの体調がかなり悪いみたいってことをK氏に話しながら,もしかしたらピンチヒッターとして来てもらうかも,なんてことを言っていたのだった。京都好きのK氏もわりと乗り気だった。

Sも「ホテル代や新幹線の特急券が無駄にならないのなら,できれば帰りたい」と言ったので,早速K氏に電話。昨日も送別会でしかも朝帰りだったK氏は,すごく眠そうだったけれど,事情を説明したら快諾してくれて,すぐに京都にやってくることになった。インターネットですぐに新幹線のチケットが押さえられるって便利。

K氏の到着が午後5時50分過ぎになるってことで,Sもそれまでは私と観光し,K氏と入れ替わりで帰京することに決定。
Sも今日のうちに帰れるとわかってちょっと安心したらしく,少し元気になった。

遅めの昼ご飯をおめんNipponで食べて,その後祇園付近で買い物。つげの櫛や椿のシャンプー,それに今度の結婚式に使えそうな髪飾りを購入。
白川の川沿いの桜を見た後(舞妓さんの撮影会をやっていた),雑誌に載っていた革製品のお店に移動。女の人が1人でやっている店で,手作りでブックカバーなどを作ってくれる。雑誌では半年待ちって出てたけど,今では1年待ちと言われてしまった。でもとても素敵なので,単行本用のブックカバーを作ってもらうことにした。革の色は自分で選べるので,私は表がグリーンで裏地が濃いピンク,ステッチの色は黄色にしてもらった。早く完成品が見たいけど,来年ということだから気長に待ちましょう。

この辺りでタイムリミットになったので,ホテルに戻ってSの荷物を取り,京都駅へ。
Sが旦那さんに何もお土産を買っていないことに気付いて慌ててたので,新幹線口の前の蓬莱551で豚まんを買うことをお勧めする。
行列に並んでるところへK氏が合流。ちょっと挨拶した後,Sは帰って行きました。

さて,もともとSと行こうと思って祇園おくむらを予約していたので,K氏と共にお店に向かう。
6時の予約を7時に変えられたので,ちょっと白川沿いを歩く時間もあった。
ライトアップされた桜は本当にきれいだった。
もともとK氏とはいつか京都の桜を見たいねって言ってたので,K氏とそれが見られたのはよかったけれど,Sがこれを見られなかったのは,かわいそうだったなと思う。

祇園おくむらでは,いつも通りとてもおいしい料理を堪能しました。いつ行ってもおいしいなあ。今回は桜を使った料理が多かった。

店を出てみるとかなり強い雨が降り出してた。店に入る前に夜桜をちゃんと見ておいてよかった。

ホテルに戻った後,明日に備えて早く寝ようねって言ってたのに,ふとつけたテレビで体操の具志堅がどうやって金メダルを取ったかっていうドキュメンタリーをやってて,2人とも食い入るように見てしまった。
普段は2人ともほとんどテレビを見ないのに,旅先ではこういうことがよくある。前もフィレンツェでわざわざ「父に奏でるメロディ」というNHKの2時間ドラマを見てしまったことがあったのを思い出した。


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