解放区

2013年03月03日(日) キリン本搾り/今日もいい天気

キリンの本搾りにがっつりはまってしまった。これは旨い。

そういえば先日、妹と買い物に行った時の話。アルコール売り場でチューハイを物色するてめえを見て、妹は「お兄がチューハイを買うなんて…!」と絶句していた。確かに今までは本代や食費は減らしても酒代に手を付けることはなかった。彼女の知る「兄」は、お酒が大好きで飲み物には妥協しない人だったのだ。しかしまあしゃーない。君たちに家も買ったことだし今後はもっと倹約の日々だとてめえは呟いた。

しかし本搾りと出合ってしまった。これは非常に旨い。革命的な旨さである。妥協もくそもない。進んで買いたいレベルだが、問題は売っているところがあまりないということだ。

そんなわけで、ネットで箱買いすることにした。もちろん500ml。いろいろ飲み比べてみたが、てめえはグレープフルーツ味が好きなようだ。

キリンよ、氷結なんぞやめてこちらをメインにしてくれ。きっとメルシャンも浮かばれるぞ。



山本おさむ氏の「今日もいい天気」を読んだ。氏の漫画はしっかり取材もされておりリアリズムにあふれるいいマンガが多い。「そばもん」は全館そろえているし、その他の漫画も一通りは読んだ。「どんぐりの家」なんかはリアルすぎてちとしんどいくらいだ。

今回この本には本当にたまたま出会ってしまった。ネットサーフィンをしていて、吉田戦車氏のツイート(何故ここにたどり着いたのかは覚えていない)からこの本を知ったのだ。

さっそく取り寄せたが、前編である「田舎暮らし編」が在庫がなく、残念なことに後編である「原発事故編」が先に届いてしまった。

待てばよいものを、たまたますることもない日だったのでパラパラと読み始めてしまい、そしてはまってしまった。福島で田舎暮らしをはじめて、そして出会ってしまった原発事故。当事者の戸惑いとか驚きとか怒りとか、そういったものがむき出しに描かれていて、言葉にするととても陳腐だが非常に考えさせられた。いつの日か、当事者目線ではない、いろんな福島の人たちにとっての原発事故を描いてもらえれば、と勝手に思った。

その後に「田舎暮らし編」到着。ほのぼのとした田舎暮らしと義父とのエピソード。やはりこちらを先に読んでおくべきだった。



 


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