どこまで素で書けるかな?

2001年10月11日(木) 適応能力。


タイヤがペコペコでしばらく使えなかった自転車に、
友人が買ってくれた空気入れで命を吹き込んだ。

今日の予定はこれにまたがって、
クリーニング屋と銀行へ。

天気が良いと重症の出不精な私でも、
多少は腰が軽くなるというものだ。

昨日の嵐のような暴風雨で、
ヨレヨレになったダンナのスーツを、
自転車で一分ほどの場所にある店に出す。

ここに来るのは、
まだ5回目くらいだろうか。

伝票に店員さんが名前をサラサラ書く。
お名前は?と聞かれなかった。

主婦ポイントが増えたような気がして、
ほんの少し照れくさかった。

次に銀行のATM3ヶ所。

人がごっそりと溢れ返る商店街なので、
一番近い所に自転車を置いて歩き回った。

5分圏内に密集していると本当に助かる。

自分がたてた目標を、
めずらしく全て達成できて、
私は随分と満足する。

帰ってくると、
アキレス腱の下の辺りが、
靴擦れをおこしていた。

こんな数分の外出で皮がむけるほど、
私は社会への適応能力を失っているのだ。

早くなんとかしないと、
私の無意識が理由を作ってしまう。

社会に復帰しなくていいような、
理由を作ってしまう。

行ってはいけないと言われた修学旅行に、
どうしても行きたくて行きたくて、
その欲求を自ら抑えるために、

右腕を骨折させたあの時のように。


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koma [MAIL]

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