「脚本」という言葉がある。 台本やシナリオのことだ。
この言葉は心理学でも使われている。
心理学で「脚本」というと、 「無意識に作ってしまったシナリオ」 の意味になる。
詳しい内容はすっかり忘れてしまったので、 覚えている言葉を総動員して羅列すると、
『幼い頃に判断して決断した内容で、 この無意識の脚本が作られる。
そしてそれが本人にとって、 いい影響を及ぼすものであろうが、 悪い影響を及ぼすものであろうが、
人はそれに沿って行動してしまう。
「どうして私はいつもこうなんだろう?」
そう思うことがあったら、 それは脚本である可能性が高い』
私の脚本はというと、 「すごくがんばっているのに誰にも理解されない」 ということだ。
幼少時代、 テストで良い点数をとっても、 「もっとがんばれ」と言われ続けたから?
原因は未解明だかとにかく私は、 「なんの努力もしないで生きている」と思われる。
それは存在意義を人から誉めてもらう、 または必要とされることに見出す私にとっては、 致命的な脚本だ。
その不毛な脚本が判明したのをいいことに、 私は頑張るのをやめてしまった。
本来なら「再決断」という、 今の自分が改めて判断を下す作業を行って、 脚本を書き直す。
書き直す必要がでてきたら、 その時にやろう。
今はまだ脚本修正すら、 頑張りたくない気分。
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