Sun Set Days
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| 2002年04月20日(土) |
あなたはどんなときにCDを買いますか? |
今日のDaysは博多発のひかりレールスターの中から。 いつもと違うのは、移動している時間が少し早いことで、18時過ぎではあるのだけれどまだ空は暗くなっているわけではなくて、随分日が長くなったなと思う。 季節の変化は日々起こっているはずのものなのに、ふいに気が付かされることが多いのだけれど、今日の夕方もそんな夕方だった。 水を含んだような斑緑の山々が白く重く垂れ込める雨雲の下に続いているのが窓の外に見えていて。 ひかりは先程小倉駅に停車していた。 トンネルを何本も通り過ぎていく。 そのたびに家並が遠ざかっていく。
たとえば、窓の外に山間の小さな町が広がっているのが見えていて、それなりに大きな道路沿いにあるように見えるガソリンスタンドの明かりだけが輝いて見えるとき、思わずそのガソリンスタンドの前をよく知っている人が歩いているような気がしてしまう。 もちろん、そんなことはありえないのだけれど、それでも、ついそんなことを想像してしまう。 雨が降っているから、たとえば黄色の傘を差してとか、そんなことを。
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18日のDaysには書いていないのだけれど、CDを2枚購入した。
CARPENTERSの『Twenty-two hit of the carpenters』 茂木ミユキの『M.I.U.』
18日、移動途中に大阪駅構内に小さなCDショップを見つけ、そこで選んだのだ。 カーペンターズの方は、BGMで流れていた「RAINY DAYS AND MONDAYS」を聴いたときにもっとちゃんと聴きたいと思ったわけだし、茂木ミユキという人に関しては本当に全然まったく知らなかったのだけれど、なんとPet Shop Boys書き下ろし(!)の曲があるということで衝動的に購入してしまった(Solveig作曲の『洪水』という曲が有名みたいだ)。
早速2枚とも聴いているのだけれど、カーペンターズの方はもう言うまでもなくて(「RAINY DAYS AND MONDAYS」はやっぱりかなりかなり名曲だと思う)、茂木ミユキという人に関してはまだ聴きこんでいないのでなんとも言えないところがあるのだけれど、情感のある声は個性的な感じだ。Pet Shop Boysの曲は、ああもういかにもという感じだったし。
そして今日(20日)は博多駅周辺で2時間ほどの時間ができたので、その間に交通センタービルの中にある紀伊國屋と新星堂を見て回る。 そのときになんとまたCDを購入してしまう
M2Mの『the big moon』 Angela Ammonsの『Angela Ammons』
M2Mのほうは2ndアルバムなのだけれど、1stが個人的に好きだったので発売されているのを見つけた瞬間に手に取っていて、Angela Ammonsの方は視聴して購入を決めてしまった。 ということでこの数日で4枚のCD購入ということになるのだけれど、他に食費以外ではお金を使っていないのでいいだろうとは思う。
いずれにしても、長期出張のときにはまるで砂漠で水を求める旅人のように、新しい音楽を、まだ数回しか聴いたことがなくて、おろしたての新しいシャツのように肌になじんでいない曲を求めてしまう。 これは個人的なもののような気がするのだけれど、夜にビジネスホテルで新しいCDを聴いているのは、リラックスすることのできる時間になっているのだと思う。 そしてそのたびに、繰り返し繰り返し「No Music,No Life」という言葉を思い出すのだ。 何度も何度も。
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本当に日が長くなった。 新幹線の窓の外では、普段朝早すぎて眠っているか、あるいは遅すぎてよく見えない場所の景色が広がっていて、結構新鮮だと思う。 さっそく購入したM2Mをパソコンにイヤホンをつけて聴いているのだけれど、かなりよい感じだ。 普段はR&Bやブラックを聴くことが多いのだけれど、キャッチーなポップミュージックももちろん好きなのだ。
(20分ほど眠ってしまった)
現在、広島駅で、駅のホームには、結婚した2人を見送るためにきているたくさんの人たちが手を振っている。 そして、その2人が車両に入ってきた。 おそらく、関西空港に向かうのだろうなと思う。 幸せなそうな2人。 窓の外は大分夜に近づいてきている。
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お知らせ
出張生活の中で、何度も中国地方を通り過ぎているのだけれど、ちゃんと訪れたことのない場所でもあって、今度ぜひ訪れてみたいなと思うのです。 とりわけ、瀬戸内海にある島なんかにも憧れるのです。
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