Sun Set Days
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2003年10月27日(月) 『キル・ビル』+『ビジネス・シンク』

 今日は休日で、後輩と『キル・ビル』を観に行ってきた。クエンティン・タランティーノの最新作だ。
 これはもうタランティーノが自分の好きな映画たちにオマージュを捧げたのだろうなというような作品で、とにかくもう血の量が半端じゃなかった。音楽の使い方に凝った構成、そしてお約束気味のカメラワークと、タランティーノにしかこういうのは撮れないのだろうなという個性がかなり際立っていたのだけれど、多くの人に受け入れられるのかどうかはまた別の話。少なくとも、見終わって感動したとか、面白かった! というような作品ではないように思う。マニア受けしそうな突込みどころ満載のB級映画といった感じとでも言うのだろうか。ただ、格好よくスタイリッシュな映画ではあるので、気に入る人は気に入るだろうけれど(ちなみに、一緒に行った後輩はぜんぜん駄目だったと言っていた)。
 パート2は、来年の春公開だそう。
 個人的には、楽しかったけれど、心は動かされなかったという感じ。
約2時間飽きずに集中してみることはできたのだけれど。
 アクションは単純に見せ場が多くて、これは撮っていて楽しかったのだろうなと思うのだけれど。

 映画を見終わった後後輩とヨドバシカメラに行って、デジタルカメラやPDAなどを見る。ヨドバシカメラのポイントが貯まっていたので何か購入しようかなと思ったのだけれど、結局何も購入しない。

 夕食は天ぷらを食べる。おいしかった。


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『ビジネス・シンク』読了。D・マーカム、S・スミス、M・カルサー著。日本経済新聞社。
 この本は『7つの習慣』でおなじみのフランクリン・コヴィー社の副社長などを歴任した人物たちが書いたもので、平たく言うと『7つの習慣』をいかにしてビジネスの現場での行動原則に活かすのかというルールについて述べてある本だ。わかりやすく述べられているのだけれど、それらのルールは8つに分けられている。それは以下の8つだ。

 ルール1、入口でエゴをチェックせよ
 ルール2、好奇心を育てろ
 ルール3、ソリューションから離れろ
 ルール4、証拠をつかめ
 ルール5、インパクトを計算せよ
 ルール6、波及効果を探れ
 ルール7、黄色信号では減速せよ
 ルール8、原因を見つけろ

 それぞれについてもちろん細かな言及がなされているのだけれど、すべてに共通しているのは、行動するために考えることの重要性を繰り返し説いているということだ。本書の中で多くの企業が日々生まれているが、そのほとんどは生き残っていないということを述べている箇所があるのだけれど、それもこれらのルールを事前にしっかりと適合していないからだと述べている。ある種のアイデアや思い込みで突っ走ったが故にそのまま奈落の底へと吸い込まれていくというわけだ。少なくとも、これらのルールを適応することで多くのリスクを避けることができ、本来達成する必要のある課題を明確にし、取り組んでいくことができるのだという。
 多くのビジネス書がそうであるように、ここに書かれている内容も原則的なものが多い。それはやはり奇策ではなく正攻法の継続的な実施こそが重要だということなのだろう。奇策は一度は成功するかもしれないが、二度目はないのだろうし。

 ちなみに、最初のルールの「入口でエゴをチェックせよ」の詳細な説明の中で、このような文章がある。

 傲慢、警戒心、何が何でも承認を求める態度は、対話を遮断し、機会を奪い、決断を鈍らせる。結果として時間とエネルギーが浪費され、もちろん人材も有効に使われない。自分を変えればビジネスも変わる。(51ページ)

 確かに、このルールをしっかりと守るだけで、様々な可能性が多くの局面で活かされる可能性は高くなるように思う。


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 お知らせ

『マトリックス レボリューションズ』の予告編が新しいものになっていました。
 そして、早売りのチケットも購入してしまいました。


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