徒然 diary...ajano

 

 

今日も考えさせられた。 - 2001年09月12日(水)

朝、いつもより静かな気がして、もしかしたら敏感になっているだけかもしれないけど、ちょっと戸惑った。今日はくもり。一日中曇っていたのはここにきて初めて。
行く途中に新聞をかって、いつもはただの奴しか読まないんだけど、今日はちゃんと買った。やっぱり殆どNYのこと。
Spanishのクラス自体はなんだか政治には関係なく進んでいたのだけれど、午後のIntro to peaceは違った。本当はベトナム戦争の映画を見るはずだったんだけど、事件についてのDisに。私はずっと聞いてたのだけれど、いろいろ手元の紙に反応や考えたことを書いてみた。今週のReactionで出そうと思う。
教授の考え自体はすごく私は納得できた。世論がもとめるようにretaliationをしたら、それは新たなterroristを生むだけだ、という考え。
それでもここで力を見せ付けなければあとあとアメリカがvulnerable to terrrosになるのではという子、本当に感情的に(恐怖で)反泣きになっている男性、理屈ではわかるけど教授の考え方は理想的過ぎてCommitできないという子、様々な反応。確かに理想的だけど、理想がなければどうしようもないと思う。特にこのFiledは。同時にいろんな話を聞けた。Dormはすごく感情的になっていて、アフガニスタンからきた女の子はどこかに隠れてしまい、それを血眼になって探している一団がいた、とか、ラジオで「アラブ人を消滅させれば問題は解決だ」といった人がいるとか。今日になっても私のどこかはひどくさめている。「私たちアメリカ人はどう行動すればいいのか」という問いなどにはあまり反応できなかった。
寮に帰って夕食を食べながらHectorと、そのあと廊下でシャルーズと話しているときにやっと自分のこととして考えることができるようになった。といってもなにをすればいいのかはわからない。何が最善の道なのか?そんなことに答えを出せる、出す権利のある人がいるのだろうか?私が今できることは、とにかく多くの意見を知ることだと思う。そしていろんな人と話すこと。


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