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2007年09月03日(月) |
覚え書き:着物のお手入れ方法 その3 |
着物のお手入れについて。
思っていたより長くなってしまいました。
<アイロンがけ>
着物にアイロンをかけるときは裏から。
表からかけるときには、あて布をする。このとき、あて布を霧吹きで
湿らせるとよい。
アイロンの重さだけでアイロンがけすること。力を入れすぎない。
スチームアイロンもOK。(ドライヤーも使って)
<洗える着物>
洗える着物を自宅で洗うときは、カルキ成分が残っていると
そこが変色してしまうかもしれない。
ぬるま湯(35〜40度)で洗うとよい。
<帯揚げの洗い方>
ガラスビンに帯揚げとベンジンを入れて、振る。
その後、ドライヤーで帯揚げを乾かす。
<たんす>
エアコンからの送風が、桐たんすの木目をつぶしてしまう。
直接エアコンからの風が当たらない場所に置くこと。
除湿剤は、たんすの前などに置くこと。
けっして、たんすの中に除湿剤を入れないで!
あまり着ない着物は、たんすの上のほうに収納する。
<プラスチックの洋服入れ>
プラスチックの洋服入れに着物を収納しても構わない。
薄いすのこをプラスチックの洋服入れの底に敷き、その上に風呂敷を
しいて着物を収納するとよい。
ボール紙に収納するのはバツ。
虫干しするときは、部屋の蛍光灯も消しておくこと(焼け防止)。
以上。
着物を楽しんで着ていらっしゃる方にとって、少しでも参考になれば
幸いです。
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