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2007年12月05日(水) |
仙台旅行記 〜 あるいはフィギュアスケート漬けの日々 〜 |
11月30日金曜日。
職場の後輩Nちゃんと、新幹線で仙台に向かう。
現地に着いたらどこへ行こうか?などと二人でお喋りしているすぐ近くの席で
おっちゃん達5名が、朝9時からビール飲みーの、焼酎空けーの、自宅から
持ってきたと思しき漬物をつまみーの、と、ここはおっちゃんたちの家?
と訊きたくなるくらいの宴会モードでくつろいでいる。話を聞いていると
どうやらおっちゃん達も仙台で降りるらしい。降車間際になって
「よーし!少し時間があるから仙台に着いたらまず飲もう!」
と高らかに宣言するおっちゃんに思わず、まだ飲むか!!と心の中で
ツッコミを入れる私。しかし、一番迷惑だったのは、おっちゃん達と同じ
列の席に座っていたサラリーマン男性だったであろうと思われる。
仙台からは東北本線で松島に向かう。
今回の旅のメインイベントのひとつが、松島で牡蠣を食べることなのだ。
Nちゃんが前もって予約しておいてくれたおかげで、スムーズに席に着くことが
出来た。ここは松島観光組合の直営の店らしく、外観は単なるプレハブ小屋、
といった感じ。広くない店内に6つほどのテーブル席が設けられ、それぞれ
大きな鉄板の上でじゅうじゅうと牡蠣が焼かれている。1つのテーブルで8〜10人が
座れるといったところだろうか。相席が基本のようだ。
Nちゃんと私は「60分間かき食べ放題+かきご飯セット」のコースを
お願いしておいた。席に案内されるとすぐに、殻つき牡蠣の殻のむき方を
おばちゃんに教えてもらう。軍手(左手にはめる)とお皿と割り箸と紙エプロンを
渡されたら戦闘開始だ。
次々に焼きあがる牡蠣。「ほら、ここが焼けてるから」とサクサクと
殻をむいた牡蠣を渡してくれるおばちゃん。熱々の牡蠣をほおばる私たち。
残りすくなくなってきたら、豪快にシャベルでザザーーーッと鉄板の上に
新しい牡蠣が追加される。牡蠣焼ける。牡蠣食べる。牡蠣焼ける。食べる。
焼ける。食べる。牡蠣追加。焼ける。焼ける。食べる。焼ける。焼ける。焼ける。
と、わんこそば状態(?)。
とれたての牡蠣は大変おいしかったのですが、個人的には45分食べ放題
コースでもじゅうぶんでした。これで10年分くらいの牡蠣を食べたに違いない。
あ、それから飲み物とレモン(しぼって牡蠣につける)は別料金ですのでご注意を。
・かき小屋
Tel:022-354-2618
Aコース「60分間食べ放題+かきご飯セット」大人3,000円子供1,500円(税込)
Bコース「45分間食べ放題!」大人2,000円子供1,000円(税込)
食後は腹ごなしに周囲を散歩した。五大堂や瑞巌寺など散策。松尾芭蕉が
ベンチに座っている像があったので、意味もなく芭蕉と記念撮影した。
友人バージョンと恋人バージョンで。その後、遊覧船で松島湾を一周した。
Nちゃんは疲れがたまっていたせいか、遊覧船に乗って席に座ったとたんに
爆睡。私よりも船に乗りたがっていた割には、ほとんど景色を楽しむ時間が
なかったのでした。
夕方になったので、ホテルでチェックイン。
部屋に入るとほぼ同時にテレビをつけて、フィギュアスケートの試合に見入る。
そう、今回の旅の第一の目的はフィギュアスケートNHK杯を観戦することなのだ。
ちょうどアイスダンスのODの放映中だった。今年のテーマは民族音楽らしく
各種民族衣装に身を包んだ選手たちの滑りを堪能することができた。
イギリスのカップルなど、男性はタータンチェックのスカート姿だった。
なんと珍しい。
なーんてことを喋りながらテレビにかじりついていたので、どうも外出する
意欲が湧かず、近くのお店でお惣菜を買ってきて、女子SPを見ながら夕食をとった。
あぁ、土曜日と日曜日はいよいよNHK杯観戦だねー。楽しみー♪
などとはしゃぎながら就寝。わくわく。
(つづく)
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