猫をかぶった仔猫の日々

2001年08月21日(火)

台風が近づいてきている。
私が住んでいる東京は今日のとことは大丈夫だったのだが・・・・

雨が降ると憂鬱になる、だから嫌いだ。
雨の匂いと共に憂鬱がやってくる。
音や視界がさえぎられとっても孤独な気持ちになる。
明日になったら東京にも台風がやってくるだろう。
なぜ私が雨を嫌いになったかというと、それは私がチビだから。
傘をさしても他の人の傘にうもれてしまう。
雨がやんだら傘をたたむ、手にもつとどうしても地面についてしまう。
腕にかけてもついてしまう。
そんな単純なことから私は雨が嫌いになった。
そして雨が降るたび憂鬱になる。

本当はもっと違う理由があるのかもしれない。
だけどとにかく雨が嫌い。

雨が嫌いな本当の理由は・・・・あなたのことを思い出すから。
雨の中、何時間も待った。
ここであなたが来たらきっと私は雨が好きになったかもしれない。
なにのあなたは来なかった。
涙が雨と一体になって何も聞こえず、前も見えない。
雨と一緒にこの気持ちが流れてしまえばいいのに。
だけど気持ちは流れなかった。

だから雨が降ると思い出す、忘れていても憂鬱な気持ちになる。
晴れればこの気持ちも晴れるのに。

あなたはきっと雨のせいで道が見えなくなったのね。
あなたもきっと来なかったこと雨のせいにするのでしょうね。
『おまえが傘をさしていたから、チビのchaoが見えなかったんだよ』ってね。


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