台風が近づいてきている。 私が住んでいる東京は今日のとことは大丈夫だったのだが・・・・
雨が降ると憂鬱になる、だから嫌いだ。 雨の匂いと共に憂鬱がやってくる。 音や視界がさえぎられとっても孤独な気持ちになる。 明日になったら東京にも台風がやってくるだろう。 なぜ私が雨を嫌いになったかというと、それは私がチビだから。 傘をさしても他の人の傘にうもれてしまう。 雨がやんだら傘をたたむ、手にもつとどうしても地面についてしまう。 腕にかけてもついてしまう。 そんな単純なことから私は雨が嫌いになった。 そして雨が降るたび憂鬱になる。
本当はもっと違う理由があるのかもしれない。 だけどとにかく雨が嫌い。
雨が嫌いな本当の理由は・・・・あなたのことを思い出すから。 雨の中、何時間も待った。 ここであなたが来たらきっと私は雨が好きになったかもしれない。 なにのあなたは来なかった。 涙が雨と一体になって何も聞こえず、前も見えない。 雨と一緒にこの気持ちが流れてしまえばいいのに。 だけど気持ちは流れなかった。
だから雨が降ると思い出す、忘れていても憂鬱な気持ちになる。 晴れればこの気持ちも晴れるのに。
あなたはきっと雨のせいで道が見えなくなったのね。 あなたもきっと来なかったこと雨のせいにするのでしょうね。 『おまえが傘をさしていたから、チビのchaoが見えなかったんだよ』ってね。
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