猫をかぶった仔猫の日々

2001年09月05日(水) 存在

先日、日記にも書いたのだが、会社を辞めることですごく迷っている。

自分を認めてもらうことは簡単にはいかない。
しかし、自分が相手を認め、相手も自分を認めてくれたら
とても嬉しく思うし、やりがいなどもでてくる。
会社を辞めること、私の立場上すごく簡単なことなのだが
それは、会社側が辞めさせるのに簡単な立場であり
自分から辞めることに対してはかなり困難なことだと実感した。

私が辞めたい理由・・・それは人間関係が主になってしまった。
人間関係なんて言うと私のわがままもあるのでは?と思われると思うが
私が悩んでる相手はただ者ではないのだ。

マラソンに命をかける青年!!

それはいいのだが、会話がマラソンの事しか出来ない。
以前、彼と共通の知り合いがいて、私は電話でしか面識がなかったので
『この人、どんな人?』と尋ねたら
『こいつは走ってないよ』と言われたことがあった。
そしてどんなに仕事が忙しくとも、年に3度は外国にマラソンをしに
行ってしまう。
そんな彼は、喋ったことない人でも『怪しい人』と皆から言われている。

彼と以前、仕事を組んだ時、自分はマラソンのあと観光もして旅行に
行ってしまうのにもかかわらず、私が有給で一日だけ休みをもらおうと
彼に確認したら『仕事に支障がなければ休んでいいよ』などと
勘違いな答えを返されてしまった。

気にしないようにしていれば良かったのだが、私も感情が激しい方なので
今回、抑えることが出来なかった。
この人とは一緒に仕事できないと・・・・

そのことを心許せる社員さん2人にちょっとだけ話した。
その時、二人から出た言葉は『やめちゃったら困る、見捨てないで〜』
とのことだった。
二人とも支店の方で電話でのやり取りがメインなので、そこの地域を
担当する人によってかなり左右されてしまうのだ。
そう言ってくれた事は嬉しい。
しかし二人とも言える事は、『私を見捨てないで〜』ではなく
『支店を見捨てないで〜』なのだ。
ようは私の存在ではなく、仕事を一番に考えて発せられた言葉なのだ。

仕事なんて『自分がいなくては』なんて考えは持たなくていいものだ。
自分がいなくてもなるようになるし、新しい人が担当になれば
それはそれで回るようになってくるものだと、私は思っている。
ここで人間関係が生まれ『辞めないで』と言われたら
また気持ちが変わったのかもしれないのだが、その二人からは
あくまでも仕事上での『辞めないで』にしか聞こえなかったのだ。
一人の方は昨日、電話までかけて来て私にこう言った。
『私の立場から言わせてもらうと、辞められたら困るんです』
きっと言葉に不器用な人で伝えたい気持ちがうまく伝わらなかった
のかもしれない。
でも話を聞いていると、自分はいっぱいいっぱいで私がやめたら自分の
仕事が増えてしまうみたいな事を言っていたのだ。
そこで私も感情的になったのか『あなたが言いたいのは私が辞めることは
仕事上で困るから辞めてほしくないと言うことでしょ?だったら他にも
頼める人はいるはずだし、私は派遣社員ですのでそこまで会社につくしても
何もないのだがら、私は自分のことを考えさせてもらいます』と
言ってしまった。
そんな会話が続き、日記が一日おくれになってしまった。

仕事上でかわれることも、喜ばしいことなのだが、やはり私としては
人間関係を大事にしたいと思っている。
派遣社員が辞めると『根気がないな』とか『すぐ辞めれていいな』とか
常に言われるがそんなに楽なものではない。
辞めることに対しては社員同様、色々考えた上でのことだから。

ふ〜私って何なんだろう?
私の存在ってなんなんだろう?
悩めるお年頃・・・その悩みが結果的に経験になって積み重ねになれば
いいのだが、今の私には苦痛でしかない。

わぁぁぁぁぁ〜現実逃避したいよ〜


 < 過去  INDEX  未来 >


koneko [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加