猫をかぶった仔猫の日々

2001年09月19日(水) 心の変化

昨日、退社の日を決めるため話し合った結果、今月で辞めることになった。
そのことが今日、課内会議で発表された。
私の中ではもう辞めることを考えていたので、できればもっと早く伝えて
もらいたかったのだが、やっと伝える場が出来たのだ。

何処も一緒と言われてしまえばそれまでなのだが、
私が勤める会社の課員は本当に常識とかその場に合わせてということが
出来ない人ばかりだ。
例えて言うなら・・・以前、退社する方の送別会があった。
その時の明細を辞める本人にまで
いくらかかったとメールで回してしまったり
私の義父が亡くなった時すら何もやってもくれず(これはいいのだが)
私が長く休みをもらっていて、いざ出勤したら課員は目を合わそうとしない
見て見ぬふりをしていたのだ。
そんな、課から離れられるのは、私としてはとても嬉しいことなのだが
他部署の方にはとっても良くしてもらい、それを考えると
心苦しい気持ちになった。
しかし私の精神状態ではこれ以上続けることができないので
結論としたらこうするしかなかったのだ。

良いことがあるから悪いこともある。
これはどこでどんな生活をしていてもしょうがないことだ。
しかし、そうだから人間は成長していくんだろう。

私はこの会社で辛いことばかり口にしていたが、
辞めると決まった今となると良いことの方が記憶に多い。
この会社に勤めるまで私は、仕事に対してとても不真面目な考えだった。
私がさぼったくらいで、何も変わるわけじゃないし・・・
なんていつも考えていた。
若いころは、女は笑ってれば良いとまで思っていた。
確かに笑顔は大切なことだと思う。
でも私が考えていた笑顔はとても不純だったのだ。
しかし、この会社で勤めて、最初はヘトヘトで続かないかな?なんて
考えたりもしたが、やりがいというものが芽生えた。
そして必要としてくれる人たちから、自信というものをもらった。
でも私はまだまだ勉強しなければいけないと思っている。

10月から私は無職になる。
ちょっと不安ではあるが、私にとって何かが変わる時なのかもしれない。
今考えていることは、学校に行くことだ。
もっと色々な技術を学びたいと思う。
そして、もっと自分を見つめなおしたいと思う。
仕事ではなく自分自身に自信がつくように。


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