�促瓮鵐織�
2001年11月24日(土)  おやすみなさい。
あたしが誕生日にかったおそろいのペアリング。

2ヶ月の記念にカレがおくってくれたものと、
同じものを一生懸命探した。
見つけたときはすごく嬉しかった。
何個も同じようなデザインのリングが並ぶ中。
友達に、「これじゃない?」といわれても
「いや、絶対違う」そう言って友達があきれて違うものを
見始めても、一生懸命探した。
しがみつくように必死で見つめた。

やっと同じものを見つけて、
もうひとつのプレゼントと一緒に送った。

少し早めに着いたその荷物に
なんども「ありがとう」をくれた。

「指輪を入れてる写真をおくって?」
そう言った後すぐにメールで送られてきた。



カレの指に対して大きなサイズの指輪。
自然と左手の薬指に光る指輪。

その後、やっぱりサイズが大きいってことで
またあたしの手元に帰ってくることになった。


届いたその日にあたしはサイズ直しのため
そのリングを買ったお店に持っていった。







・・・その後別れるなんて考えもせずに。






2週間ほどサイズ直しにかかるといわれたそのリングが
カレの指で光っていたのは2日程だったろうか。




今日、そのリングのサイズ直しが終わった。
取りに行かない・・・・・・・・・ってわけにもいかないので
学校の帰りにもらいに行った。

なんでこんなに足が重いんだろう。
前に来た2回は嬉しくて仕方なかった
今日は全く違った足取りで向かう。


お店のお姉さんに、引き換えの紙を渡す。

「サイズ直し、お願いしたんですけど。」

そう言うとお姉さんは引出しから指輪を取り出し

「サイズ、念のために確かめ・・・・。あ。あなたのと違うわね(笑)」

そう言いながら、サイズを測る棒のようなものを取り出し
あたしに確認させた。





・・・もう、つけないからサイズなんてなんでもいいんだよ。



そう心の中で何かが呟いた。



その場は笑顔で立ち去り、
すぐ電車に駆け込んで家に帰った。


あたしの指からもはずしたままの指輪を取り出し
ふたつをそっと並べた。




二つとも、もう役目を果たし終わった。




きっとこの二つも
あたし達と同じようにもう2度とお互いに役割はなく
この先、寄り添うことも無いのだろう・・・



二つのリングを重ねて眺めた。

あたしの意思とは無関係に涙がこぼれた。





あたしにとってはじめてのペアリング。

はっきり言ってめちゃめちゃ嬉しかった。

でも、同じ時に二人がこの指輪をはめていた時間は
きっとほんとに数時間。










こうして、数時間の役割を果たしてくれた

あたし達のペアリングは別々に眠りにつく。









カレの左手の薬指に光る指輪・・・・

一生懸命探したんだから・・・























一度でいいから見たかったな。
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