ボクは弱い人間だ。
肉体的にも精神的にも。 体力が持続しないし、頑張ろうという気力も体力の低下と同時に下がる。 けれど、どうして人間はそんなに強くなければならないのだろうか。 どうして、楽に生きてはならないのだろうか。
世の中にはボクのように弱い人は他にもいるはずだし、誰でも弱くなるときがあるはずだし、弱くなりたい時だってあるはずなんだ。 そういう気持ちを世の中が否定してしまっては、あまりにもつらすぎる。
なあなあになってはいけないけれど、少しぐらいの弱さを許容できる世界であってほしい。ボクはそう願う。
だから、弱っている人に厳しい人がボクは嫌いだ。 もっと優しくなれるはずなんだ。
ボクは人に優しい人間になりたい。
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