2001年09月03日(月) |
『Star Girl』 Jerry Spinelliを読んで。 |
ネタばれあります。 これから読む予定の方↓この文は読まないほうがいいです。
期待度75%
本屋の店頭で見かけてPOPやオビをみてずっと読みたいと思っていた。
―他では味わえないラヴストーリー 不思議で面白くてそして胸の痛くなる哀しい物語だ―(オビより)
“ボク”のハイスクールに転校してきた“スターガール” 名前も格好もそして行動もすべてが変わってる少女だった。 はじめその不思議な少女はみんなに受け入れられるものの だんだん周囲から疎まれる存在に変わっていってしまう。 しかし彼女に惹かれていき、ボクは彼女に恋をしてしまった。 周りのボクを見る目が変わっていく・・・。
ここまで極端な出来事ではないにしてもどこにでもあるおはなし。 集団と自己との戦い。そして逃れたいと思いながらも逃れられない自分。 何処の集団でも必ず起こること。 “ボク”の選択肢は2つある。 「大好きなスターガール」か「その他のみんな」か。 どっちも必要なもの、でも選ばなければならない。 結局彼女は消えてしまった。ボクを残して。 “ボク”は彼女のことを忘れてはいない。
スターガールに共感したり恋をしちゃう人は読んで楽しいと思う。 それ以外の人でも気付かされ、考えさせられるお話だ。
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