命の重みについて考えてみた。 どのくらいなんだろう・・・?
9月10日にアメリカでおきたテロで沢山の人々が死んだ。 ハイジャックされた飛行機に乗ってた人、ビルの中にいた人、 崩壊に巻き込まれた人、その人たちの救助に向かった人、 そして―ハイジャックをした人―。
インターネットや人工衛星などによって、情報が溢れている世の中なのに 丸一日経ってもちゃんとしたことが分からず、世界中が混乱していて 現在の死傷者数はまだはっきりとしていない。
飛行機をハイジャックして世界貿易センタービルに突っ込んだ。 まるでおもちゃのように壊れた。そして爆発、崩壊。
大変ショッキングであり悲しい出来事だ。
命の重みってどのくらいのものなのだろう。
この計画をした人、賛同した人、このニュースを聞いて喜んだ人、 死んだ人、その家族、わたし、家族、友達、 みんな同じ人間なのに。 みんな好きな人がいるのに、みんな大切なのに。 みんな周りの人が死んだら悲しむのに、涙を流すのに。 それなのにどうして簡単に誰かを殺すとか考えられるの?
わたしはお父さんが、お母さんが、お姉ちゃんが、おばぁちゃんが 親戚が、友達が、知ってる人であろうと知らない人であろうと 人が死ぬのは嫌いだ。いつもすごく辛い気持ちになる。 その周りの人間がどんなに悲しいのかわかるから。
私が死んだらみんなが悲しんでくれると思う。 わたしは悲しむ。大好きな人にはずっといて欲しい。 わたしは好きな人たちを悲しませたくない。 そう考えると死ねない。
みんな家族がいるのに。みんな友達がいるのに。 みんな自分を愛してくれる人がいるはずなのに、
悲しませるようなことはしないで。 自分に置き換えて考えてみてごらん。 死ぬことで何かをすることができるのならば、 生きることでその何倍もの事が必ずできるはずだから。
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