| 闇の底に...Cuckoo |
愛の不足 憎しみの増加 - 2001年11月26日(月)
いつも強がるあたし
実は寂しがりやなあたし
不幸なんて思った事は無いけど
孤独はいつも感じる
それがあたし
あたしはココで すごく鬱っぽく書いているけど
だからといって 不幸なんて思ってない。
だって 超かわいい子供が2人もいるんだよ
反抗期で 恐ろしく元気な2人に 振り回されてるけど
彼らがいなかったら多分
生きていく目的なんて存在しない。
悲しい事に 自分の子供を殺す馬鹿もいる
でも多分 世の中の親っていうのはさ
自分のほとんどの部分を子供に与えて生きているんだね
水鳥は一人っ子です。
親はいろんな仕事 交友関係で忙しくて
水鳥は鍵っ子だった。
寂しくて寂しくて 目が覚めた時親がいなくて
何を思ったか どこかに電話すればお母さんがそこにいるかも
って 思った事があった。
当たりかまわず電話して
もちろん 他の人からすれば いたずら電話なんだけど
それでも電話口にお母さんは出なくって
また寂しくなった泣いてた。
どうしてお母さんは水鳥といてくれないの？
いい子にすれば側にいてくれる？
ねぇ お母さん
心の中でそう呟いていた
少しずつ大きくなっていく水鳥
だんだん寂しいという気持ちは
あたしを愛してくれないんだね
という気持ちに変わる
＜あたしはココにいるんだよ＞
反抗期には文字どうり反抗してた気がするね
親がよく学校に来てて
頭下げて
友達の親に
あなたといると うちの子が悪くなる
なんて言われて
してない悪事の責任を押し付けられる事もあった
悲しいなんて思う事は少なかった。
誰もあたしの本当の事は見ようとしないんだ
そう思ってた。
親はあたしを見てくれやしない って
＜あたしはココにいるんだよね？＞
親を気にしなくなってきてた
どうせあたしなんてどうでもいいんでしょ
そんな時期は誰にでもあるといえばそうなんだけど
沢山泣いてたのは多分
水鳥じゃなくって 親の方なんだと思う。
水鳥はお母さんになった
小さな頃どれくらい愛してくれてたか
今になって気がついた
古びた母子手帳の名前の欄には 水鳥の名前
いまどきとてもじゃないけど着せられないような小さな服は
水鳥の赤ちゃんの時の服
もうのびきっちゃってるんじゃないかと思われる
小さなカセットテープには
水鳥の赤ちゃんの時の声
まだ大切に持っていてくれるんだね
愛というものは その時感じる事は難しい
後になって あぁ 愛されてたんだなって思うものかもしれない
水鳥の小さな子供達は
大きくなって水鳥を憎むかもしれない
大嫌いだって思うかもしれない
誰もが通る道だろうから
それでも今 精一杯愛さなきゃ
誰にも奪わせないよ
お父さんとお母さんがしてくれた水鳥に対する愛情
水鳥は小さな守るべきものに注ごう
毎日一生懸命生きていて
毎日精一杯の愛をあげて
愛情不足になってきている水鳥の心
ねぇ 愛が足りない
安らぎが足りないよ
誰にも奪わせないよ
奴は水鳥から奪おうとする
うん 元旦那がね
愛が足りない
憎しみに支配されそうになる
愛が欲しい
精一杯愛するがゆえの 感情の不足
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