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時が進む 立ち止まっていた自分に気がつく - 2001年11月27日(火) 公園で本を読む 疲れた目をふと上にあげて気が付いた 茶色の色のイチョウの木 あぁ 季節は巡っているんだね 綺麗ですねぇ 紅葉 気が付いていましたか? 街路樹はちゃんと時が進んでいるのを告げているね そんな綺麗で儚い時の経過にさえ気がつかなかったよ 疲れたあたし 疲れたあなた 生きることに余裕が無いけど ちょっとだけ見てください 本当に綺麗なんだよ 全然季節が巡る事を思い出せなかった。 季節の違いは仕事場の有線が流す音楽くらいだった。 クリスマスソングが延々と流れて 嫌味ですか? とか思っちゃってた。 それだけ心に余裕が無かったんだね 長く短い一年ももう終わりで 来年になればいいことがあるといいなって思いながら 現状を維持してしまうのかなって不安で まだまだ 3ヶ月前の彼らのした事が忘れれなくって また同じ人を好きになってしまった自分が馬鹿みたいで 流れる星を見て 目が覚めるような紅葉を見つけた 時は進んでいくんだなって 寂しいような嬉しいような ふぅ ってため息ついて やってらんねぇな なんて思って 余裕を無くして 誰かを憎んで 泣いて 気が付いたら 一人時間の狭間に置いていかれたようで 綺麗なものを綺麗だとさえ思えなくなってた 気がつくことさえ無かった どれだけ傷ついても 綺麗なものを見て綺麗だと思える自分でいたい どれだけ泣いても 足元に咲く花をいとおしいと思いたい それがささやかな心の余裕でありたい どうかな 難しいかな 綺麗なイチョウの木を見つけました ハッとしました 思った以上に心に余裕が無かった自分に気がつきました あなたは季節が変わっているのに気がついていますか? ...
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