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絶望を感じた場所 - 2004年02月12日(木) わからない。 例えばアタシが絶望を感じたその場所で 誰かが幸せを見つける アタシには見つけれなかった それはそれは綺麗な物があったとして それで全てがうまくいっただろうか 絶望を補うだけのすばらしく輝く物が ほんとうにあるのだろうか アタシが憎しみを生み出したその場所で 誰かが優しさを見つける それはアタシがみつけれなかっただけか それともアタシには与えられなかっただけか 憎しみを多いかぶせるくらい 素敵な物があるのだろうか 前を向いて歩こうとすれば 大きく鋭い牙がアタシを待ち構える気がする それをどうすればいいのか 倒せばいいのかよければいいのか アタシはその目の前で腕を組み 考えたまま立ち尽くす こうしていったい どれだけの時間を費やしているだろう。 アタシにはそう見えるその場所が 違う誰かには 美しいお花畑に見えたりするのだろうか 全身恐怖と怒りに包まれたアタシには どうしても見えないものなのだろうか。 もしそうだったら もしお花畑なのだったら その花をちぎって捨ててやる 二度と花の咲かない土地にしてやる 幸せの欠片が輝いているのなら ぶち壊してただのゴミにしてやる そう考えるあたしはおかしいだろうか 壊れたアタシの全てを 元どうりに戻す事なんて 誰もできないのなら だったらいっそ 壊したそのもの全てを その廻り全てを アタシが壊してもいいんじゃないだろうか そう思うのだけど どうやら敵の力の方が強大で いやきっと 癒されないまま力を蓄えれないアタシの弱さのせいで 太刀打ちできないでいる だったら最後の力で 最後の気力で たった一つを壊せばいい アイツを。 水鳥。 ...
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