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昔から石が大好きでした
保育園の時　スモックに石を詰め込んで帰宅し
毎日ポッケからお母さんが石を出さないと
洗濯機がゴロゴロいってた
そう笑われてました。
大人になり　やっぱり石が大好きでした
キラキラした石
いろんな色の石
その意味を知るたびドキドキしました
いつころからか
興味の対象は遊ぶことになりました
酒を飲み　道端で暴れ
しばらくするとその対象も薄れ
子供に向きました
自分の時間を忘れ
それもだんだん恐怖に支配されていった
そして生きることと死ぬことの意味を考え続け
意味がないと知り落胆し
希望を探し
それも無いと知った時盲目を求めた
ある日空を眺めたら
綺麗な石が空を埋め尽くしていました
アタシは石が好きでした
小さな石の中に完結した世界を感じました

上の写真に写るピンクの石
その石の名前を見た瞬間
その石その物はまだ見てなかったのに心惹かれました
しかしなぜかほかの石に比べ高かった
けど小さなその石を買いピアスを作りました
その石は豊かな愛で包まれるなど恋愛系の石でも有名だけど。

でも恋愛系のピンクの石はまだほかにも沢山あるのに
この石だけだったんです
強烈に心を惹かれた石は

石には自分に合う石があるそうです
その石を持っているといいらしいです
見た目や名前やなんでもいいんだけど
とにかく無性に惹かれる石をひとつ
身に付けておくといいらしいです。


インカローズ
時々　黒が混ざるピンク
天然石ゆえの特徴のその黒さえもアタシは大好き
身に付け出してから知ったその石の
もうひとつの意味は
過去に受けた心の傷を癒す

きっとアタシは
この闇の底から抜け出そうとしているんだと思う。


...

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