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もう一度 - 2006年01月29日(日) ねぇ ユキ あの日どうしてアタシを抱きしめてくれたの? 初めて二人で眠ったあの夜を どうしても忘れられないの 死にたがり屋のあたしの腕を そっと抱きかかえるように眠ったね 眠れないあたしをよそ目に すぐ眠りについたよね そんなふうに始まったんだよね 俺にはわからない そういいながら優しかったよね 言葉はいつも冷たかった 行動はいつも優しかった いっぱい突き放しておいて いっぱい抱きしめて そんなチグハグをアタシは 混乱とか混沌とか呼んだ 見えない薄いベールと思った 好きだなんて一言も言わなかったね だけど好きじゃないとも一言も言わなかった そんなユキを見習って アタシも言わなかった ねぇユキ もう一度出会う場所からはじめたとしても アタシとアナタとはきっと 同じ道を進んだと思わない? 水鳥。 ...
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