闇の底に...Cuckoo

 

 

それぞれの幸福論 - 2006年05月10日(水)

夜の散歩は気持ちいい
特に田舎道ほど気持ちいい


年下の彼氏さんを散歩に誘った
22時の事。

夕食を食べ過ぎてしまった為
ウオーキングとも言う
彼氏さんを車で迎えに行き近くに停め
そのまま1時間半をゆっくり歩く
見慣れた景色も夜だと違う
暖かくなった空気とか
人の居ない道

「ここの家の人はね 昔すごくうるさい人でさ」

彼氏さんの学生時代の話を聞きながら
手を繋いで歩く
俺さぁ昼間ダンスの練習してきたから足が痛いんだけど
そういいながらも付き合ってくれる優しさは
私を暖かい気持ちにさせる
人に言うと
老夫婦のようだとも言われるけれど
私達は時々
深夜の公園で花を見たり
川原で水の流れを眺めたりしている。

7年の結婚生活でもその前の数々の恋愛でも
そんな経験は無かった
週に6日飲み歩いた10代のアタシには
今の恋愛はきっと想像もつかないだろう

のんびり流れる時間は
毎日の仕事と家事から切り離されて
とても素敵だ

人にはそれぞれ幸福だと思う瞬間が違う
今のこの気持ちをとてもじゃないけど幸福には見えないかもしれないし
それでもいい
ただその時私は
これでよかったのだと思った
この時間を幸せだと思えるようになった
それでよかったのだ

明日もまた騒々しい日々だ
明後日も明々後日もそうだ
だけどこの時間は幸せ
それでいいのだ


          水鳥。


...




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