uchie◎BASSMAN’s life
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2004年07月20日(火) ■ |
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■高円寺にて |
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某ミュージシャンと会うことになり、高円寺へ呼び出した。今まで随分多くのミュージシャンと会ったものだ。以前、元F○○D○○のドラマーとバンドをやっているという某氏と会ったときなど、向こうの方が5歳ぐらい年下だけど初対面なので敬称をつけていたのだが、向こうは終始こちらを君付けしていた。さぞかしすごい実力があるんだろうと思ったら、デモを聞くと全然歌えてなかったりする。やたらとレコード会社とか音楽事務所のコネをちらつかせるバンドマンでちゃんと歌が歌えるやつに出会ったことがない。 今回会った人は30代女性。ここ高円寺は知り合いが多いので、誰も見ていないだろうな、とちょっと確認してからマクドナルドの席についた。要するにミュージシャンに見えない相手なので変な誤解を受けると困るわけだ。 60年代と現代の接点などを説明しつつ、自分のヴィジョンを語った。多分理解出来ていないと思うが。いつも思うけど、バブル期に青春を送った世代というのは世の中の見方がずれている人が多い。外車の助手席にコンサバなオンナを乗せて湘南あたりをホイットニー・ヒューストンを流しながらデートするという87年頃のメンズノンノ世代、オールナイトフジでの女子大生ブームに便乗してきたであろう人にビートルズのサウンドはどうこう言ってもやはり無駄か。 挙句彼女が質問してきたのは、 “何かコネとかは持ってるんですか?” よくみんなコネを自慢したりしてくると思うんだけど、どこぞのレーベルの社長と仲がいいとかってことよりも、ファンがひとりでもいるってことの方がよっぽど重要だよ。
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