夕暮塔...夕暮

 

 

雪の原に雷 - 2002年01月04日(金)

冬雷がじわり近づき面上げる 君は恐らく神をも怖れじ



雪原を照らし瞬く遠雷の ほの青白きプラチナの波



ゆきのはら 雷落つるその後に 神をも怖れぬ君の目を覗く




********** ** ***  ******    ***      *




朝から買い物に。なんだか今年は元旦から連日買い物に出ている気がする。
今日はバッグを2つ。コーチのハンプトンズのシリーズ、ベージュ色を母とお揃いで。サイズが丁度よくて使いやすそうで、一目惚れみたいなものだったと思う。鞄は沢山入るのが好きだ。
午後からビデオをレンタルしに行く。雨で午前までの雪が溶けて、足元がひどい有り様だ。もうしょうがないので、苦笑いしながらばしゃばしゃ歩く。その後ドラッグストアにも寄る。父はどうもリアップに興味があるようだが、店員さんに質問するまでの意欲はないらしい。今度こっそり質問してみて、大丈夫そうならプレゼントしようかと思う。引っ掛かるのは心臓疾患だっただろうか、血圧だっただろうか。
帰宅してから、犬の散歩へ。ファーの縁取りのフード付コート、リビングにかけてあったのを勝手に拝借してしまった。中に入っているのは羽毛だろうか、風を通さなくてとても暖かいけれど、暗くなってからの散歩には真っ黒は危険かもしれない。車のライトが近づいて来ると少し不安になる。
日暮れ後の灰銀の道を歩く間にも、雷がどんどん距離を縮めて来る。最早遠雷とは呼べない。地平では滑るように車のライトが流れている。瞬時に世界がまたたく、昨夜見た星の色に似ていると私は思う。雷は怖れるべきものだと子供の頃に聞いた気がするのに。














-




My追加

 

 

 

 

INDEX
←過去  未来→

Mail 日録写真