夕暮塔...夕暮

 

 

冷たい目 - 2002年01月25日(金)

いいですね愛妻弁当、からかい半分な調子で羨ましがってみる。正直な所真剣に羨ましい。作ってくれる人はいないし、自分で早起きするには時間が惜しい。今日の私の昼食は、駅構内のきれいなカフェで買ってきたシュリンプとトマトのサンド。
こんなもの、無理矢理持たされているんだよと退職校長は笑う。そして「先生、何か書くものを持っていますか」。何だろうと思いつつ手帳のフリーメモのページを差し出す。青い上質紙にグレーの罫線、こんな上等なところに失礼と言いながら金色のペンでさらりと力強い達筆が走る。

「出たくない日にも靴をそろえられ」

笑っていると、気をよくして下さったのか、今度は赤いボールペンでもう一句。

「冷たい目 いいえ私の 気の迷い」






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