夕暮塔...夕暮

 

 

火の色の - 2002年02月02日(土)

火の色の地平飛び立ちこの街の 夕風に凪いだ面影捨て去る




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キッチンでひとり抹茶を点てる。小さな生チョコレートを舌にのせてお茶菓子代わりに。抹茶とチョコレートは相性がいい。久しぶりなので上手に点てられるかと心配したが、よかった、腕はそう落ちていないようだ。おいしくて、もう一服、もう一服とお茶が進む。お茶の名は「綾の森」、若いみどり綾なす春の森を想像する。センスがいい、素敵な名前だと思う。



母が上京すると言う。「いつまでこっちにいるの?」「日帰りで…朝イチの新幹線で行くから」私は少し驚く。「…お母さん、離婚調停人になるつもり?」…返事はない。少し苛立ってしまう、説得しに来るつもりなら来なくていい、私だって今忙しい。事態をクリアにしてくれる為ならば心から歓迎できる。一緒に引越の荷物詰めでも手伝ってくれるというならとても有り難い、でもそうでないなら要らない。そうでないなら、意味がない。








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