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君を無理に閉じ籠めて - 2002年04月25日(木) 朝見かけて気になっていた、芍薬を買って帰ることにする。小雨が降り始めているから少し荷物になるけれど、仕方ない、我慢しようと思う。3〜4本ずつ束ねられた包みの内のどれにしようか少し迷って、固い蕾と少しほころんだ蕾、僅かに花開いた状態のものとが1本ずつ入った包みを選んだ。帰宅してひと息ついてから、水切りして花入れに活ける。もう少し葉を落とした方がいいのかもしれないと思いながら、とりあえず定位置の靴箱上に置いてしまう。夕食後、レンタルビデオショップに出掛けようとして、もう随分花が開きかけている事に気付いて、少し悲しくなった。ああ、やはり。衣類乾燥機の位置のせいで、うちの玄関先と廊下はいつも暖かいから、玄関に花を活けるとどうしても咲き急いでしまうのだ。…けれど玄関を開けた時に花が目に入るのは、帰宅時のささやかな愉しみだし。困ったなあ。 ******************** ******* *** * この胸の檻に君を無理に閉じ籠めて 満たされるような恋ならいいのに -
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