2003年10月08日(水) |
「ステップファザー・ステップ」 |
今日は宮部みゆきの小説です。 宮部さんの小説で、最初に買った文庫です。
ずいぶん昔に買った気がしますが、久しぶりに手にとって 読んでみて、やっぱり好きだなあと感じました。 宮部さんの作品の中ではちょっと雰囲気が他と違って、 すごく明るい作品です。
突然屋根から落ちた泥棒が、その家の双子のペースに のせられ、偽者のお父さんを演じる羽目になる、と言う作品です。 けれどそれだけでなく、きちんとミステリーとしても成り立っていて、 (軽いトリックではあるけれど)7本の短編で成り立っています。
これの続きはでないんだろうな、とは思うのですが、 続きが読みたいなと思います。 あの双子にまた会いたい。「お父さん」にまた会いたいな、と思える作品です。
宮部さんの作品はそれほどもっていはないのですが、 わりと友達がもっていたりするので、たまに借りて読みます。 出ている作品数が多すぎて、全部を集めるのは至難の業なのですが、 少しずつ集めていこうかな、と思っています。
何本か映画になった作品もあるので、(「クロスファイア」とか「模倣犯」)まずてはじめにこれを読もうかな。 ハードカバーの方が好きなんですが、お財布の事情と置き場所の問題で 文庫になりそう。(苦笑)
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