2005年07月21日(木) |
大スクリーンコンサート |
水戸室内管弦楽団 第62回定期演奏会(指揮:小澤征爾) 大スクリーンコンサート というのを見に行ってきました。
これはホールで演奏している様子を生中継で巨大スクリーンに映し出す、 というイベントです。 無料だし、なかなかチケットの取れない演奏会なのでとても楽しみにしていました。 定期演奏会で、年4回は演奏会が行われるわけですが、 発売と同時に売切れてしまうので、ほんと取れないんですよ。 座席数が極端に少ないからっていうのもあるんですが。
湖畔の広場にスクリーンが設営され、整理券を持った人は手前の椅子席にすわり、 そうでない人は芝生にシートなどをひいたり、持参の椅子にすわったりと思い思いのかっこうで楽しみます。 ちょうど夕飯時なので、お弁当を持ってきてる人もいて、 気分は花火大会かピクニックかってところ。
開演時間近くになるとだんだん人も増えて、広場はほぼ人で埋まっていました。
途中、休憩時間に説明があり、約3000人ほどが集まっているとのことでした。
ちょっと遠くだったのと、コンタクトをしわすれてたので画面に映し出された曲名などははっきりみえなくて、 なんの曲だったかはそのときはわからなかったのですが、
すべてがモーツァルトの曲で、
ホルン協奏曲 第1番 ニ長調 K.412/514 ホルン協奏曲 第2番 変ホ長調 K.417 交響曲 第38番 ニ長調 K.504 <プラハ>
という曲だったようです。
一曲目が終わると、メンバーがいったん退出し、椅子の位置が少し変わって、団員が戻ってくると、 今度は世界的に有名というホルン奏者の方(ラデク・バボラーク氏) がでてきました。
とても綺麗な音色でした。
ホルンってこんな綺麗な音だったのかと、感動しました。 バイオリンと掛け合いのような場面があるのですが、 それが歌っているかのような錯覚をしてしまうほど、なめらかな音で、 聴き入ってしまいました。
夜だし、私は薬も飲んでるしで、寝てしまうかも?と思ってたんですが、 全然飽きなかったです。 楽しかった!
なかなかみれない小澤さんの指揮に魅入っていました。
休憩のときにアナウンスがあり、なんと、小澤さんと楽団員の数名の方が 演奏が終わり次第、会場にかけつけてくださる、とのことでした。
それを聞いた会場は大盛り上がり。一目でも見られるかと思うと嬉しいですよね。 その後、若干人が増えた気がします。皆ケイタイで友達呼んだのかな(笑)
行ってよかったです! 演奏会は間に休憩をふくめて約2時間。 演奏が終わったあと、わざわざ会場まで駆けつけてくださった方々で、 数曲ですが、演奏してくださいました。
「打楽器の即興曲」、「パンの笛」(フルートのソロ曲)、 「見上げてごらん、夜の星を」(トランペット)、 それから、曲名を忘れてしまったけれどクラリネットの曲、ともう一曲でした。
小澤さんは「こんなに集まってくれてありがとう、是非今度はホールの方にも来て下さい」 とおっしゃっておられました。
ミニコンサートが終わったのは9時すぎ頃でした。 あっという間におわってしまったけど、楽しかった〜vv 小澤さんのお姿は残念ながら遠くてみえなかったけど、 (赤い服をきていたことくらいならわかるけど・苦笑) 生声は聞けたし、大満足でした。
実は前日から風邪を引いていて、熱は下がったけど、野外だしってことで、 直前までいこうかどうか迷っていたのですが、 本当行ってよかった!
今度はホールで聴いてみたいなあ。すっごい音が良いらしいので。
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