日々是迷々之記
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2001年08月28日(火) |
今日は我が身を振り返る |
最近他人への文句が多いので、というわけではないが久しぶりに我が身を振り返ってしまった。
駅の構内をてくてくと歩いてきたら、前方から壁紙のような極彩色のオバチャンがのしのしとやってきた。「…いかにも関西のオバチャンやなぁ。」とふと横を向くと鏡があった。そこには無国籍で怪しげな女が1人。言うまでもなく私であった。
都会人とは思えないほど真っ黒に日焼けして、黒地にフラダンスのおねえさんと真っ赤なハイビスカスの柄のアロハシャツ。インナーに白のTシャツにGパンスニーカー、モンベルのヒップバッグはいいとして、肩に下げたお買い物袋はインド綿のゾウの柄で、オマケに長ネギがびょ〜んと飛び出している。「いやはや…。」足早に家に帰ったのは言うまでもない。
若かりし頃は水泳の岩崎京子ちゃん、酔っぱらいのおっさんにはテニスのマルチナ・ヒンギスに似てると言われたこともあったのに、今では無国籍の怪しげな女…。
数年前の夏に友人Sに言われた言葉を思い出した。 「なんかハワイ帰りの怪しい日系人って感じやなぁ…。」
21世紀になっても変わらないモノは変わらないようだ。(しくしく)
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