日々是迷々之記
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手術が13時30分からなので、朝と昼は絶食。
この日記はパームのバイザーで書いているのだが、思った以上に書きやすい。以前使用していたザウルスより楽だ。これが9800円なら即ゲット可だと思う。(もっとも私が買ったときはもっと高かったけど)ボタンひとつでiMacにデータが送れるのがうれしい。
13時ごろ看護婦さんがやってきて、点滴と麻酔のための筋肉注射を肩にする。30分ほどしてお呼びがかかり手術室へ。裸になってストレッチャに乗り運ばれてゆく。
手術室では浜崎あゆみがBGMだ。誰の選曲か考えると顔が笑ってしまう。腰椎麻酔なので腰から下は何も感じないが、上は元気で主治医のM先生としゃべりながらで気が紛れる。執刀はT先生とK先生。
「nao-zoさんのオペは去年のヒット作やなあ。」「よう直ったなあ。ここまで。」とうれしい言葉。1時間ほどで終了。10センチほどのねじを4本抜いて、ピンポン球くらいのぐりぐりを摘出。脂肪のかたまりからなる良性腫瘍だったそうだ。
その後ICUに入る。寝たり起きたりしているうちにダンナさん参上。給食着みたいな滅菌服を着た姿は医療関係者というよりはまぐろの解体ショーのヒトみたいだった。日本一かっぽう着の似合わない男の称号を与えることにした。話しているうちにもうとうとしてしまい、まだ麻酔は効いているようだった。
22時ごろ介助してもらいつつ食事。カレイの煮つけをいただく。9時の消灯だったのですぐ休む。それにしてもICUは寒いなぁ。
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