日々是迷々之記
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夕方テレビを見ながらうとうとしてしまい、ビリリ〜ンと電話の音で目が覚めた。「モヒモヒ…」と出るとダンナさんだった。何か?と聞くと、ウィルスが来てるので開けずに捨てるように、とのことだった。
そのアドレスはオークション用のアドレスで、どちらでも対応できるようにお互いのパソコンに設定してあるのだ。何でも、「トロイの木馬」系で添付ファイルを開くとアドレス帳に登録されているアドレスに勝手にウィルスをくっつけて送ってしまうのだそうな。
ふむふむと聞き、さっそく作業にとりかかる。プレビューで本文を開けただけでも感染するかも?と思い、プレビューを表示しないようにして受信。おお!何だか重たいexeファイルがどこどこと。メールの件名からして怪しい。 受信すると即座にゴミ箱送りにして、ゴミ箱を空にした。
差出人のメルアドをメモっておいて、受信フォルダの中を検索してみた。あった!7月にオークションで取り引きをしたオッチャンのアドレスから来ていたのだった。
カドが立たないように、ウィルスが添付されている旨を書き、対策例を記載し、参考URLを書いてメールしておいた。
それからネット上でそのウィルスを検索してみた。あるわあるわ。今年の9月頃から流布しだしたウィルスでマイクロソフト系アプリケーションのセキュリティーホールを突いてくるようだ。どおりで。
ダンナさんはWindows2000でOutlook2000を使用しており、そこでは添付ファイルは付いていないようだったと言っていた。わたしはMacでユードラというメールソフトを使っている。ユードラでは受信したその場で警告が出た。添付ファイルがでかすぎたからだ。
世の中のパソコンは多分90%以上、ウィンドウズパソコンだろう。だからその分ウィルスも作られやすいのかもしれない。同じ労力で被害を与えることの出来うる人口が全然違うのだ。こういう意味では少数派のマックで助かったなぁと思ってしまう。
しかし、ウィルス作家?の人にまで無視されてしまうマックって一体…と思ってしまうのも事実。マウスで使うようなインターフェイスはマックの方が先に出していたので、「ご家庭パソコン」としてはマックの方が歴史は古いのに。
このままマックの灯が消えてしまわなきゃいいけど…とウィルスを通して思ってしまった。
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