日々是迷々之記
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2001年12月11日(火) さよなら、コタツガメラ

目が覚めると、もう10時を過ぎていた。昨晩は日記を書いた後、某掲示板をうろうろしてマウスをかちかちクリックしていたらあっという間に4時過ぎており、お風呂にも入らずに寝てしまった。

まずシャワーを浴びて、あーごはんはどうしよ、うぁ〜携帯電話はどこやねん!とどたどたの1時間が瞬く間に過ぎていった。ドライヤーで髪の毛を乾かしながら、うおー!坊主やったらこんなことせんでいいのにと考えたが、丸坊主の30女が必死の形相でロードレーサーに乗り爆走していたらとっても嫌なので止めておく。家を出たのが11時20分。ほぼノンストップで川越をする地点まで来た。外は10度にもなっていなかったが、背中に汗が流れるのを感じる。

そこからも一気にこぎ、病院へは11時50分ごろ着いた。が、いつものように自転車を置くところがない。スタンドがないので柱などにもたせかけて縛り付けないとだめなのだが、自転車てんこ盛りなのだ。うがが〜とママチャリを整理して、自分の自転車を押し込むスペースをひねり出した。

どうにかこうにか受付にたどり着き、自分の名前を書き込むやいなや、リハビリに行く人たちが呼ばれた。ガッデム!私は12時の呼び出しに間に合わなかったのだ。いつもなら12時頃呼び出して、次は12時半最終まで呼ばれない。がぁぁ〜ん、昨日先生に「明日は早めに来ますって言ったら、期待してますって言われちゃったのに。とほほ。言わなきゃヨカッタ。」などと考える。うぐぐ。ごはんなど食べてる場合ではなかったのだ。

一連の遅れの原因を考えてみる。多分、コタツが悪い方に作用しているようだった。あれはとても暖かく、しかもテーブルだから役に立つ。週刊誌からえんぴつから、メモ帳、電話の子機、お菓子、リモコン、ミミカキ、爪切り、全てが常時スタンバイしているのも嬉しい。しかもうちのは大きめの長方形なので短い方の辺に入って寝ころぶと、肩までコタツに入って、足を伸ばしてぬくぬくと眠ることができる。というか、眠ってしまう。夕方に3時間、明け方に5時間と分けて眠る生活は、やっぱりまともではないような気がする。

このような半ばコタツと一体化した人生から脱却するべく、夕方帰宅後、私は英断を下した。コタツはそのまま、コードを引っこ抜き、ちゃぶ台に布団がかぶさった「疑似コタツ」として使うことに決めたのだ。これで安眠はかなり辛くなるがそれでいいのだ。

現に今日はヒルネをすることなく、深夜1時半を迎えた。これで少し普通の生活に近いくらしが送れそうだ。

さらば、コタツ。私がもっと真面目になったらまた会いたい。


nao-zo |MAIL

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