日々是迷々之記
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2001年12月10日(月) 冬の食卓

今、自転車がばらした状態なので、地下鉄で病院へ行った。朝方どんよりしていたが、リハビリが終わることには気持ちよく晴れ上がっており、地上を走るJRで帰ることにした。

JRで帰ると最寄り駅までは歩いて25分ほどだ。電車を降りて歩き出すと、北風が冷たい。天気はいいで日向を選んでてくてくと歩く。道ばたの犬も日向を選んで寝そべっている。

途中、気になるものがあった。近所の工務店のディスプレイなのだが、クリスマスツリーと雪を模した白い綿、そのとなりに身長1メートルくらいの鉄人28号が飾ってある。点滅する電飾がくるくると巻き付けられており、鉄人28号はぴかぴかと光っていた。きっと社長さんの趣味なのだろうが、かなり楽しい。お正月はどうするんだろう。ひそかに楽しみだ。

家に着くとすっかり体が冷えているので遅い昼食としてウドンを作って食べた。七味をふってタマゴを割って入れ、ちょっとのゴハンと塩昆布。食べて読書をしているとまた眠くなってきたので休むことにした。

どうも寒くなってくると眠くてしょうがない。寒いところで歩き続けていると足が上げづらくなってくるので、体も疲れているのだろうが、冬眠に入るクマになった気分だ。

1時間ほど休むと目が覚めたので、掃除をしてゴハンを作った。なんだか食べてばっかりだけど、お腹が空いてきたのでまぁいいことにする。今夜のメニューは鮭とジャガイモのクリームシチュウ簡易バージョンだ。要はブイヨンで茹でたジャガイモを汁ごと、フライパンでバター焼きした鮭の上にかけ、ホワイトソースの素を入れるというだけのものだ。所要時間15分ほどでできあがった。イギリスパンを冷凍庫から出して、トースターでぬくめてできあがり。電気を切ったコタツで静かに食した。

簡単な割には美味しいし、体もぬくもるのでたまにはいいなぁとニコニコしてしまった。今までは大鍋でどーんと作っていたのだが、一人になってからは「簡易バージョン」料理が多い。けど、それはそれで違った楽しみがあるなぁと思うようになってきている。

明日は何にしようかなぁ。


nao-zo |MAIL

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