日々是迷々之記
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今日、会社で社員旅行の回覧が回ってきた。行き先は決まったので、二日目に何をしたいか選んでください、という回覧だ。
ホエールウォッチング、船釣り、体験ダイビングなどの体を動かすものに加えて、観光バスに乗って、観光地に連れて行ってもらうのもあり、それは「観光バスによる名勝観光」と書かれており、下に回る神社や滝、公園の名前が書かれていた。
私がコピー置き場の近所のパソコンで作業をしていると、若手女子二人がコピー置き場でしゃべっているのが聞こえてきた。
「社員旅行で、どれに行きたいか選ぶのあったやんかー、あれ、どれにした?」 「まだ迷てるねん。やったことないのんばっかりやもん。」
普通の会話である。が、しかし…。
「あのな、『なかつかんこう』って何なん?普通の市内観光みたいなやつ?」 「へ?観光バスのやつやろ?」 「名前の名に、勝つって書いてあって、そういう観光地なんかなぁと思ってんけど、何が有名なんかなと思って。」 「あれは『なかつ』やなくて、『めいしょう』や。要はあれって観光地を回るってことやと思うで。」 「へー、そうなん、そんな言葉知らんかったわ。私それにしようかな。顔が濡れるの嫌やし。」
顔が濡れるのが嫌って、あんたはアンパンマンかい!ともう一人の彼女には突っ込みを入れて欲しかったが、それはなかった。しかし、『名勝観光』が『なかつかんこう』ねぇ…。そう読めないことないけど、大人なんだからそれはちょっと恥ずかしいのではないだろうか。
いやはや、社員旅行が楽しみである。社員だけじゃなくて派遣もパート社員も全員行っていいらしい。すばらしい会社だ。
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